2020/12/01 なのはなだより12月号~
ゆっくり・ぼちぼち・まあまあ、そんなもの
子どもが、飽きることなく、あそびに夢中になっている姿を見ているとほっとします。この感覚は、人間の原始的体験かもしれません。「ゆっくり」「ぼー」「ぼちぼち」「まあーそんなもの」・・・と言うあいまいな言葉は、ぐうたらでマイナスのイメージに大人は捉えやすいけど本当は、人間らしく生きていく時の原点の感覚では?なんて思うのです。
ですから、12月になり、ますます時間が短く早く感じられる人は心の赤信号です。それは、たくさん考えることやる事が多すぎると反省し12月は、いつになく手をぬき、ゆっくり、ぼちぼちといきましょうね。そして、幸せな気分や穏やかさを感じ「子ども心」や「人間らしさ」の再体験しましょう。特に赤信号の人は是非試してくださいね。
12月のクリスマス、1月のお正月と、この時期TV・チラシは、子どもを消費の対象として「サンタクロース」「お年玉」のプレゼント・おもちゃ合戦になります。子どもの心にうそっこの世界が住むのは、一生でほんの短い時間です。空想(イメージする)の世界は、大きくなっていく時に「自分を大事にする心」<自己肯定感>を育て「困難があっても、苦しくても今を見つめ、未来を切り拓く大きな力」となります
そしてもう一つ
この力は「子育てを楽しくする」為に、大人に必要な力です。
叩いた・噛んだ・押し倒した・嘘ついた・・・などなど子どもが日常示す(大人からすると困ったと思われる)子どもの見える姿に引きずられ、子育てをしていると、子どもの本当の心は見えてきません。
「どうしたのかな」「なぜこういうことをするのかな?」と子どもの心を想像したら子どもに発する言葉は変わり、子どもとの関係が穏やかになり子育てが・楽しくなってきます。
ですから、子どもも大人も消費の対象でないサンタの世界を大切にしましょうね。くれぐれも、「何がほしい?」と現実世界に引き込まず、世界でも珍しい(宗派を超えて)日本のサンタクロース文化をみんなで楽しみましょう。
心は、お金では、育たないのですから・・・。
おか
なのはなガーデン
なのはなガーデンの園庭は、にぎやかです。
木々は、赤や黄色に色づき、パンジーのお花も鮮やかに咲いています。キャベツにブロッコリー、白菜が生き生きと元気に育っています。
先日、子どもたちが園庭で収穫してくれた親指ほどのかわいらしいさつまいもをおいしくいただきましたよ。
園庭の砂場では、子どもたちが何か作っています。小さなお山をかけっこする子も。ベンチに座って、食器を並べておままごとしたり‥・夢中になって遊んでいます。そんな姿に、癒されています。
なのはな)スズキ
あおいガーデン
冷たい風も吹き飛ばし、園に戻るころには汗をにじませるほど元気に外遊びを楽しむ子どもたち。
小さい手は少し冷たいけどからだはぽかぽかです。
落ち葉を踏んだらバリバリ!
ピピピ、鳥さんが赤い実を食べているね~。
元気に遊ぶ子どもたちの姿に、たくましさを感じます。
今年もあと少しですが、最後まで子どもたちといっぱい遊んですごしたいです。
(うさみ)
城東子育て支援センター あんと
最近、地域の方から麻機の「じゅずたま」が入ったお手玉をたくさんいただきました。
いろんな生地の組み合わせも、つくってくれた方の思いや、丁寧さ、ぬくもりがわかります。じゅずだまのお手玉は、しゃくしゃく、じゃりじゃりいい音がしてきもちがいいです。ほかにも、ぽっちんホックを付けたり外したりして遊ぶ布おもちゃの制作のお手伝いをしてくれたり、こんな時だからできることをしたいよと、地域の方からたくさん愛をいただいています。
そうやって、だれかに、ちいさな子たちに、届けたい気持ちと、うれしいなの気持ちが、ちゃんとつながってることがありがたいなぁと思います。
(おくもと)
まほろばの部屋から
「こどもの発達について」の講演会(@大里生涯学習センター)
まほろばのスタッフに「こどもの発達について」と関わり方についてのお話をしてほしいという依頼が来ました。生後6か月~1歳6か月までのお子さんとその保護者の方が対象とのこと。
あそびのひろばを担当し、お母さんたちがイライラしたり、心配したりしすぎないためには、子どもの発達の見通しを持つことが大事かなっと感じることもあり、また、遊びたい、けど、どうしたらいいのかな?っと思っているお母さんたちもいるように感じていたので、いい機会をいただけたとお受けしました。
親子での講演会です。お母さんたちは、手作りのおもちゃで子どもと関わりながら、お耳はお話を聞かれていたと感じました。親子あそびの時間では、唄がはじまるといろんな月齢の子どもたちがじっと聴いている姿もありました。
感想では、「今の時期を楽しむ気持ちが持てるようになった」「子どもも一緒にあそべて楽しそうにしてました」などいただきました。
子どもの発達を知ることが、焦らずに、「今、目の前の子ども」を大事にできることにつながることを願いつつ。。。
あきこ・しほ
保育の質の向上研修会ご案内
「どの子にも楽しい毎日を ~合理的配慮に注目して~」
講師 赤木和重 先生
(神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授)
「「気になる子」と言わない保育」・「どの子にもあ~楽しかった!の毎日を」の著者、
赤木先生をお招きします。障害のあるお子さんも含めた保育、合理的配慮という視点
から考える保育についてお話いただきます。
日時:令和2年 12月 27日 (日) 10:00
場所:オンライン開催になりました。
2021年1月11日(月・祝)まで公開しています。
2020/11/01 なのはなだより11月号~
秋色に染まってみませんか?
秋になってもまだまだ夏が顔を出し、ながーい暑さの疲れが、11月になってもあると言われます。みなさんいっぱい寝て、よく食べて冬に向かって体力をつけましょうね。
そして、秋は「日本に生まれてよかった!」と実感する紅葉の饗宴が始まります。パソコン、スマートフォンから目を離して、視界を広げ、豊かな自然に浸かってみませんか。紅葉だけでなく、虫の音・雲の動き・星の動き・・・とたくさんの変化があることに気付くと思います。
こんなにお金もかからず、体も心も育つ「自然」を見直し、秋色に染まってみませんか?
人類の中の2020年。人生の中の幼児期。幼児期の中の1年。1年の中の1日は、人の一生から見るとほんの瞬間です。
この瞬間は、2度と帰ってこないからこそ記録に残したい。そうした考えは、大切ですね。そして、もう一つ。
2度と帰ってこないから子どもと同じ瞬間(風も光も音も空気も輝きも)をみんなで共有して(そこにいた人だけの)オンリーワン体験する考えです。
それは、一瞬だから集中しないと感じられない体験です。そして、残らないから子どもと、語り合ったり、大人が記憶をたどり語ってあげないと伝えられないものです。
おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん・・・いっぱいの人が体験をくぐった言葉(心)で「語ってあげる」そんな見えない贈り物をもらえる子ども達は、どんなに幸せな子どもでしょう。
たくさんでなくてもいいのです。
日常お家の方が経験しにくい瞬間を是非、体で感じてみませんか?
お休みの日やちょっとした時間に、周りの自然に目を向け子どもと一緒に自然を楽しんでみましょう。
きっと子どもとの会話も進み、大人も子どもも楽しい時間を共有できること請け合いです。(おか)
なのはなガーデン
素敵なお月見
10月1日の「お月見」は、澄みきった夜空にまんまるお月様が綺麗に照らしていました。
「お月見」前日には、子ども達が園庭で育てたさつま芋ほりをして、当日は、ほしさんが可愛らしい手で丸めたへそ餅にあんこを添えてお皿にのせました。壁面に大きな月を作り、すすきを飾り、テーブルに園庭で収穫したさつま芋とへそ餅をお供えして、三時のおやつにお月様の絵本を先生が読み、皆で「十五夜」の歌を歌い、あんこを添えたへそ餅をいただきました。「十五夜」を「芋名月」とも呼び、子ども達が夏の間育てたさつま芋をお供えでき、きっとお月様も喜んで綺麗なお顔を見せてくれたかな?と思います。
翌日「おつきさま、みたよ!」にこにこ笑顔の子ども達の朝のあいさつでした。
すだ
あおいガーデン
冬の訪れを感じる中、あおいの子どもたちは元気いっぱい走っています。
いつもより高いすべり台を、軽々と制するほしさん。
ルンルンさんのどんぐり拾いは、時間のほとんどをかけるほど集中します。
足がカラ回りしても走りたいが止まらない、にこにこちゃん。
厳しい夏を乗りきってから、ぐんぐん伸びている子どもたちは、
できた!の誇らしげな顔をたくさん見せてくれます。
帰ってくれば、おかわりが底をついても食べたいが止まりません。
快い季節、たくさん走ってたくさん食べて、大きく大きくなーれ! (やよい)
城東子育て支援センター あんと
お外が気持ちいい季節です。
あんとに来るママ達からからも、「最近くつを指さし、“おそといきたーい!”が多いんです。外遊びが楽しくて。」こんな声がいっぱい聞こえています。「そうだよね~おそとがいいね~たのしいね~木の実や落ち葉、虫もみつかるよ~。」と、フロアーにどんぐりや栗、落ち葉を飾ったり“どんぐりマップを作って掲示しました。”しいの実あるよ~、大きいどんぐり(まてばしい)落ちてたよ~“保護者やスタッフからの情報を書き込んで共有、どんぐりバックを作っておみやげに。
「行ってきたよ~いい所みつけたよ~」と報告が続いています。「んっ」ぎゅっと握りしめた子どもの手のひらから“くぬぎ”が一粒。「大きいどんぐり見つけたから、あんとにおみやげ持っていこうってね。」とママ。“ありがとう!大きいのうれしいね~お友だちにも見せようか~”
♪ドングリコロちゃん♪や“ひと~つどんぐり人のかお”のかぞえうたをみんなで歌っています。
季節のあそびも紹介しながら、今をじっくり親子と一緒にたのしんでいきたいです。 <かよ>
まほろばの部屋から
新しい生活様式と大事なかかわり
静岡市の早期発達支援事業「あそびのひろば」と「ぱすてるひろば」を担当しています。
7月から「新しい生活様式」に合わせる形でスタートして、2クール目を迎えました。
子どもたちと遊んでいて、「ん?」と感じました。
私の顔が半分、口元が隠れている状態で「もぐもぐ」と食べるふりをしていることに気が付きました。
もちろんそれ以外でも、顔が隠れていることで「子どもに伝わっているかな?」と感じるときもあります。子どもたちは、「ミテ!ミテ!」や「これやってもいい?」と言わんばかりに目を合わせてきます。その時のおとなの表情が子どもにとって手がかりになるのに、こちらの顔が隠れていては、手がかりになりにくいのではないかと。
許される状況のときは、お口や表情が見えるようにして、まねっこもいっぱいできるように子どもたちと接することがいいなっと感じています。
あきこ
保育の質の向上研修会のご案内
ご 案 内
「どの子にも楽しい毎日を ~合理的配慮に注目して~」
講師 赤木和重 先生
(神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授)
「気になる子」と言わない保育」・「どの子にもあ~楽しかった!の毎日を」の著者、
赤木先生をお招きします。障害のあるお子さんも含めた保育、合理的配慮という視点
から考える保育についてお話いただきます。
日時:令和2年12月27日(日)10:00~11:30
場所: 静岡市葵生涯学習センター (アイセル21) 1階ホール
2020/10/01 なのはなだより10月号~
~勇気は、なかまの中で生まれる~
やっと秋風が吹き、ほっとするこの頃
夏の疲れが、出やすい時です。生活リズムを大事にして、お休みの日は「ゆったり・まったり」過しましょう。
今年も9月に、5歳児のお泊りがあり、その夜、お話の世界の主人公から一人で贈り物を取りに来てほしいという手紙が来ました。
どの子も「宝物を取りに行きたい」「ほしい」という強い気持ちはあってもなかなか行けず、泣き出すお友達も生まれ、不安は、広がっていきます。
そんな中、子ども達の今までの経験と知恵を出し合いみんなで乗り越える子ども達 それは「空想の世界」をなかまと創りだし、心躍らす想像力とつながりの強さと深さであり、就学を前にした年長ならではの姿でした。そして
勇気と言う言葉は、
泣くことで自分の思いを表現する力・・勇気のなみだ
持ってきた懐中電灯を持ったり並べたりして支えを創る・・勇気のあかり
初めに行った友達の持ってきた腕輪を持ったり、さすったり・・勇気の腕輪
友達を応援する声・・勇気の音
この人ならと友達を信じてつなぐ・・勇気の手
自分の中から生まれる・・勇気のき
と沢山の要素から生まれ、勇気には、たくさんの仲間があり、たくさんの支えがあって生まれることを体感した子ども達。
大人も、子ども達に学んで、悩んだり困ったときは、言葉にしてたくさんの人に支えてもらい勇気をもって「自分で決める!!」そんな風に生きていきたいものですね。
子どもたちのつながりも豊かになっている10月
周りの自然は、水だけでなく石や砂、土、虫、魚、草花・風・・とたくさんの自然に溢れています。子どもたちにとってまた、お散歩を楽しむ季節です。
たくさんの自然の出会いが子どもの心を躍らせ沢山の憧れを育て、お友達のつながりもあそびも豊かにしていきます。
お外で見かけたら、声をかけてくださいね 。
おか
なのはなガーデン
秋の風になり、プールあそびからお散歩に出かけるようになった なのはなの子どもたちです。
お散歩中は、色々なでき事があります。お化けのお家があって光ってたり、ハトポッポを見つけて追いかけたり、何と ほしさんは消防車とパトカーに乗せてもらっちゃいました。
毎日何が起こるか、何を見つけるかわかりません。同じ日が1日もない毎日を 大切に じっくり ゆっくり 丁寧に 子どもたちと笑って、泣いて、また笑って過ごしていきたいと思います。
山下由利子
あおいガーデン
涼しくなってきて、おさんぽが楽しい季節になってきました。
あおいガーデンの周りは自然豊かで秋探しのおさんぽを楽しんでいます。
ススキにどんぐり、くっつきむし!
秋のものを見つけては手に取ってあそびに発展していく子どもたち。
この季節ならではのおさんぽを子どもたちとめいっぱい楽しんでいきたいと思います。
(いくえ)
城東子育て支援センター あんと
9月は、鳥のかぞえうた(わらべうた)をお伝えしてきました。時々しってる子、はじめて見た子。いつも見てた子がいたときにね、笑い声があふれた会がありました。
ひとつひよどりぴーよぴよ! ふたつふくろう ほーほー。 みっつ みずべのゆりかもめ。よっつ よくくるすずめたち(ここで、にやっと笑う子!)いつーつ いわつばめすいすい。むっつ、むこうやまで(ここらへんで、けたけたと笑う子)つられて 笑っちゃう子。釘付けになり始める子。ななーつ!なぜなくからすの子。やっつやまばとででぽっぽー!!(ほらやっぱり!の得意顔の子!)九つコジュケイデデポッポー!!(もう笑う子は笑いがとまらない! ママの顔見てほらほら!おちた!)とうでトンビがぴーひょろろ。(思わずおててをぱちぱち)
じーっとみて、ぽとんと落ちるおてだまが、やっぱり落ちた。また落ちた!そうそう、落ちるのおちますね!となんだかおもったとおりに落ちるもんで、子ども達の笑い声と笑顔がころころ輝きます。ほんのひとときだけど、思いがかなったり、期待してたことがそのとおりになるってうれしいですね。
僕はうれしい!ママも?って心が通うまなざしが、素敵な一コマがみえましたでした。(おくもと)
まほろば
季節を感じて
ぱすてるひろばのお友だち
ぱすてるひろばは、屋内での活動がほとんどです。お部屋の中でも“季節”を感じてほしいな・・・と、スタッフは家のそばで見つけた“季節”を子どもたちに見せたくなります。
『かたつむり、うちの子初めて見たかも!』『どんぐり懐かしい!昔はどんぐりゴマを作ったよね!』『ススキ、お月見の季節だね。』
自然とママたちの目も輝き、ママ同士のお話も膨らみます。まるでママたちも子どもに戻ったよう。
ママたちのつぶやきや遊ぶ姿が子どもたちの心に伝わり、おっかなびっくりだったおててでツンと触ってみたり、転がしてみたりと興味が湧いてきます。そのうちにママと一緒に遊ぶ姿があり、子どももママもニコニコです。
秋風が吹き、気持ちの良い季節になってきました。お外に出かけた際は、ちょっと立ち止まり、お子さんと一緒に“小さな季節の宝物”見つけてみてくださいね。(しほ)
2020/08/31 なのはなだより9月号~
~子どもを信じて
子どもの未来を創る大人達~
秋を感じながら、賑やかで楽しい毎日・・と言いたいのですが、今年の酷暑は、9月と言っても、あつい毎日が続き、まだまだ子どもの体に負担がかかりやすい時です。「同じ条件でも熱中症にかからない子どもがいる。それは、よく食べよく寝て排泄をする・・など当たり前の日常の生活リズムが影響する」と小児科医が話しています。こんな時だからこそ、当たり前の生活リズムを大事にしてこの酷暑を乗り切っていきましょうね。~
「保育とは、教育を包み込み、さらに豊かな内容を持ったものである。人間的ふれあい(養護性)なしには、出来ない営みである」(大宮勇雄 福島大学名誉教授)そして「保育の仕事は、幸せを創る仕事であり、幸せは、保育・家庭・地域と言う日常にある」(同上)ことを考えた時、ここ数か月の自粛・3密など保育環境を脅かす状況に心痛め・深く考える夏となりました。
そして、読んだ本が、3年前に出版した「どの子にも、あ~楽しかった!毎日を」(ひとなる書房)です。
一つ一つの事例の素敵な子どもの姿の中に、どんな育ちの姿を現しているのか、それがその先どこにつながっていくのかがわかり「楽しく手応えのある遊び・生活・仲間の存在こそが保育の目標であり、そのなかでこそ子どもたちが確かな発達をとげていく」ことを明らかにした法人の保育が見え、乳幼児期に学ぶ「意欲を育てる」大切さを改めて実感し、どんなに厳しくても、子どもを信頼して人間らしさを育てることの素晴らしさや大人の責任を感じさせてくれました。
ぜひみなさんも読んでみてくださいね!(本は三刷されています)
9月 夏の間の心と身体の発達を土台にして、子ども達の関係が深まっていく時期です。そこで保育は、子ども達の思いに共感し、子どものかかわりの中で、問題解決していく力をゆっくり、じっくり年齢に合わせて丁寧に、育てていきたいと思っています。
大人達もそんな子ども達のパワーに負けずに子どもに見習って成長したいですね!
おか
あおいガーデン
まだまだ暑い日がつづいています。
お部屋でバナナになったりおばけになっておどる子どもたち。とってもかわいいです。
大好きなプールに入ってバシャバシャ思いっきりおみずあそびを楽しんでいます。
お部屋でバナナになったりおばけになっておどる子どもたち。とってもかわいいです。
大好きなプールに入ってバシャバシャ思いっきりおみずあそびを楽しんでいます。
4月の頃には色白なお肌だったにこにこさんも今ではすっかりいい色になりました。
これからも体調に気を付けながら子どもたちと夏をたくさん感じて楽しんでいきたいと思います。 (まほ)
城東子育て支援センター あんと
つたえたいおもいが いっぱい
「・・・おっ」「・・・った」「あっ・・・」(ゆびさしとともに。)
こんな0,1才児のゆびさしが、毎日あふれているあんと。
「そうだね~あったね。」「いた、いたね。」「みつけたの、おんなじだね。」
ゆびさしの先の思いを受け止め、思いをめぐらせことばにのせて、ママ・パパやスタッフがいっぱいおはなししています。伝えたいことがあって、伝えたい人がいて、わかってもらうと、こどももおとなもにっこり、うれしいね~。
あんと3か月目、私もその仲間に入れてもらって、日々うれしさを感じています。
今、ゆびさしの先にいることナンバーワンは金魚たち。いちばん大きいあかちゃん金魚も5カ月になり、うっすら赤みをおびてきて、“めだか?”ではなくすっかり金魚の体つき。「おっっきー、ちっちゃーい(2才児によると)」はありますが、こどもたちと共にすくすくおおきくなあれ! <かよみ>
まほろばの部屋から
お外で水あそび
~ ぱすてるひろばの子どもたち ~
ぱすてるひろばに参加している皆さんがあおぞらキンダーガーデンのお庭で園児たちの水あそびの仲間に入れてもらいました。
4歳児の女の子がバケツでお水をジャーっとかけられ、少し固まってしまった子も、何度もかけられているうちに、体も心もほぐれてきたようすです。ちょっとしたら、バケツに水を入れていました。
小さいプールに入るのが精いっぱいのような感じだったのに、他のお友達が大きいプールに入っている姿をじっとみていたかと思うと少しずつ近づいていき、入りたがる様子もありました。
少し大きなお姉さんのやっていることを面白そうって感じる心や他のお友達と同じようにやってみたいと前に進もうとする心は、大人との関係だけで、はぐくむのは難しいなと感じました。ぱすてるひろばでも、子どもたちが「あこがれ」を持てるような環境をつくることや子どもが自らやってみたいと感じるような活動ができるといいなと深く思いました。
あきこ
本の紹介
生まれて就学前までにどんな力を育てることが「人間として生きる力」に繋がるのか?が分かりやすく「子どもが0~6歳、どんな風に育っていくのが」具体的な姿を通して分かり、子育ての参考にもなります。。
一つ一つの事例のなかで、今この子どもたちがどんな育ちの姿を現しているのか、それがその先どこにつながっていくのかがわかり、「楽しく手応えのある遊び・生活・仲間の存在こそが保育の目標であり、そのなかでこそ子どもたちが確かな発達をとげていく」ことを証明して、なのはなの保育が見えてきます。関心のある方は、園にありますのでご覧になって下さいね。[園からの購入は、1冊1800円・消費税なしです]
なのはなガーデン
静岡県幼児教育センター「わっ!ぴょん通信」より
2020/08/10 なのはなだより8月号
~大きくなっている子ども達~
今起きていることは、日本の歴史に残る厳しい出来事です。
自然の一部である人間に対して、同じ自然からの怒りなのか?と思うことばかり(ウイルスも雨も風もみんな自然界で生きる存在です)
その力は、大きく、すべての活動・行動の前に立ちはだかり「日常の最良の環境」を子ども達にプレゼントできない毎日。
でもでも、私たちは「子どもの未来を生きる」エネルギーをもらって、今を乗り越えて、子どもに素敵な未来を手渡していく責任があるなーと思うこの頃です。
泣いて怒って笑って、新しい保育者と園に慣れる子ども達を、温かく見守り「ここなら」「この人なら」と安心を育てた乳児。笑顔が増えています。
4月、乳児から持ち上がり,新入の子ども達の新しい生活に戸惑っていた年少の子ども達が「楽しい遊び」「大好きな先生」を手掛かりに慣れていく姿は、みんな違っていますが、共通するのは「自分が嫌なことは、嫌だとありのままの自分」を出す姿です。
年中の子ども達は、「ありのまま」を出すと周りから色々な行動や言葉が返って来て、戸惑いつつも「楽しい遊び」「大好きな先生」「お友達」を手掛かりに、自分とは違っているお友達の事も考えて、園生活を楽しもうとする姿です。
そして、年長さんは「大きくなった喜びを全開!!」の1学期。
色々あっても自分の思いは伝え、相手の事を理解しようとして行動する姿は、見ていると眩しいくらいですね。
大人もそんな子どもからエネルギーをたくさんもらって元気になりたいものですね。
確かにそのエネルギーにやけどしそうになってガンガン怒ったりキレてしまうのが親の常ですが、そんな時には「そう、わかるよ」「やりたかったんだね」と1回聞いてあげ、その後に親の思いを伝えると上手くいくでしょう。
「それ知らないんだ。教えてくれる?」なんて言うとやったりするのも、子ども心
大人も子どもも、受けとめてもらい(わがままとは違い、子どもの考えや思いを一旦理解すること)、褒められたり頼られるとすごく嬉しくて元気がでますね。
子どもは、友達つくりの名人ですが、年齢が多くなるほど、下手になるものです。是非、親自身も受けとめてもらう相手としてのパートナーとたくさん語り合ったり、子育てのなかま作りをするといいですね。
完璧な親はいません。「助けて」と言える事で楽しく子育てが進みます。
そして、優しく穏やかに子ども達にビタミン愛のプレゼントをいっぱいしたいですね。 おか
少し休みが取れたら、愛をプレゼント!
子どもが、生き生きと遊ぶには、日常の当たり前の生活(土台)が無くては、作れません。でもそれは、表と言う評価の中で作るものではなく、それぞれの家庭で日常的に作っていくのだと考えているからです。(生活リズム)
*生活の土台とは・・たっぷりの睡眠(親子で昼寝、早寝早起き)、食事をきちんと取る、朝冷たい水で顔を笑う、元気よく遊ぶ、ハミガキをする、排便をする等
この力は、健康の基礎です。
☆我が家流のお休みを!
人と比べるのではなく、「我が家は」というのを大切にしましょう。ずっと仕事の人もいます。身体のすっきりしない人もいます。智恵と工夫で心豊かに。
乳幼児期は、「体を通じての経験が発達に大きい時代」です。大きなことでなくて、親子で花火を楽しむなど、身近で・時間をかけず、お金を使わなくてもお休みは、過ごせます。一番のプレゼントは、親の笑顔であることを忘れず子ども心に残り心に残るお休みを!!
☆「一緒に」を楽しみましょう。
食事作り、買い物、昼寝、テレビ等など。一緒にやる中で親子の心の通い合いを育てます。それは、なんでもいいんです。
記録に残すことに夢中になって「今繋がる子どもとの心情」が少なくならないよう 気をつけましょう。
☆お手伝いは、結果を求めず楽しく!
子どもは、大人のお手伝いが大好きです。大人に認めてもらう事で、かけがえのない「自分を誇りに思う」力(自尊心)が育っていきます。必ず(嬉しい)(たすかる)(ありがとう)の言葉が何よりです。そして、お金で代償を与えないことが大事です。楽しさを知った子どもは、「もっと」という気持ちを育て家族のきずなが深まります。
☆いっぱい絵本を読んであげましょう。
人間の栄養は、身体と心に必要です。大人に読んでもらうことで、本の楽しさは、2倍となります。それは、自分と読み手との密接な時間となるからですね。1人読みではなく(字は読めても)空想の世界を大人に心を寄せながら読んでもらうことで、絵本の楽しさとともに愛を伝えるひとときになりますね。お膝にのせて読んであげて下さいね。
朝は、毎日機嫌が悪い。着替えもグズグズ、ご飯も食べない、ちょっとしたことでかんしゃくを起こしたり乱暴したり。赤ちゃんは、眠くなったりお腹がすくと泣き出します。幼児も眠い、気持ちが悪いといった体の不快感をかんしゃくや乱暴で表現することがある。
それは、睡眠不足のせいかもしれません。
乳幼児は、体の調子が分かりません。例えば、プールに入っていたくて唇が紫になっても「まだ遊ぶ」と言う。車に乗せたとたんバタンキューと寝てしまう。夜、遊びながら寝てしまう・・・など。
限界まで起きていたら情緒も不安定で、病気にもかかり易くなるのは、当然。
夜型リズムが定着してしまうと、登園しぶりの原因にもなります。
幼児は、一定の時間に大人が寝かしつけることが不可欠です。
早寝早起きのリズムが付くことで「はやくしなさい」の言葉は減り、「早く寝なさい」の言葉で怒る必要は、ありません。意外な効果は、ママがゆったりした時間がもてること。子ども達が早く寝ると、大人時間を楽しめます。・・・・
高山静子「大切な寝かしつけ」より
なのはなガーデンより
なのはなガーデンの園庭には、たくさんのお花や木があります。木には美味しい実がなります。
今年もジューンベリー、山もも、ブルーベリーがなりました。子どもたちが植えたミニトマトも沢山実り、すいかも実がつき、1玉食べて、2つ目も大きくなっています。
自分で採りたいほしぐみの子どもたち。お友達に「ここにあるよー」と知らせたり、「ハイ どーぞ」とるんるん・にこにこさんに届けてくれます。
パクッと口に入れて「おいしいね~」「あまい!」「すっぱい!!」「もっとたべたい」と葉っぱにかくれている実を探しに行きます。みんなで美味しいものを沢山食べて、暑い夏もいっぱい遊ぼうね。
ゆか
城東子育て支援センター あんとより
・・・早寝・早起きで子ども時間を・・・
2020/06/29 なのはなだより7月号
満点のほしぞらで、織姫・彦星さんと会えるかな?
ここ数か月の厳しい生活や「新しい生活スタイル」の提言そして、6月6日には、
「ネットをもっと使うべき・・例えばオンラインで絵本の読み聞かせをするとか」と有名な幼児教育学者が新聞で書いているのを読むと、心はざわざわし、幼児教育とは何か?を深く考えるこの頃です。
織姫・彦星さんと会えるかな?
そんな時、思い出した言葉は
「センス・オブ・ワンダーとは、神秘さや不思議さに目を見張る感性である。情緒豊かな感受性は、美しいと感じる感覚・新しいものに触れたときの感激、たくさんの感情を呼び覚まされ、やがてはその対象を知りたくなる好奇心を呼び起こし知識・知恵に結びつく・・」
センスオブ・ワンダー(レイチェル・カーソン)より
乳幼児期は、経験して脳の発達が促されていく時代です。
五感をフル稼働して感動する生活やあそびが日常あって「やがて知的好奇心・探求心に結びつく」これが基本ですね。
合わせて、
【テレビ・ゲームそしてストレスの多い生活では、前頭葉を不活発にさせ感情を
コントロールする力は育たず、実体験を通じて体に体験を残すことが大切】なことを今一度立ち止まり「未来を生きる子ども」達の為に大人達は、何ができるか?考えてみたいですね。
もうすぐ、七夕まつり
想像力の発達(うそっこの世界)は、未来を生きる力であり幼児期の遊びの中のあそびと言われる世界です。
風・生き物の息づかい・ほしぞらの光など感性を揺さぶられる夜
(生活リズムは、ちょっと崩れても、自然からの何倍もの贈り物がありますね)
親子・兄弟・家族みんなで夜空を眺めて、七夕の世界を楽しみましょうね。
当日は、満天の星空になりますように!!
なのはなガーデン
久しぶりに登園したAちゃん(0歳児)は、だっこしても不安そうにしていましたが、Tがだっこしてうたをうたったり Aちゃんが気にいっていたヘビのおもちゃをわたして いっしょにあそんだりしていると、にこって笑って こちらもほっと一安心。
お休み前に たのしかったこと おぼえていたのかな?子どもってすてきって思い、
たのしい時間をいっぱい過ごしていきたいです。
あやこ
あおいガーデン
♪あめふりさんぽ♪
「あ~また雨かあ~」雨が降ると大人は何となく憂鬱になるこの時期。レインコートを自分のカゴから出してきて、いつも履きたいながぐつを履いてあめふりさんぽ。なんだかそれだけでワクワクした気持ちになる子どもたち。
いつもと同じ道でも雨の中歩いていくおさんぽはけしきが違って見えてきます。葉っぱから流れ落ちる雫を手で触って「つめたい~」ってニコニコ顔。水たまりを見つけてはかけていって足や手でパチャパチャ。大きな水たまりの中へジャーンプ。「バチャーン」水しぶきがかかるのをみんなキャッキャと大はしゃぎしています。
そんな楽しい雨の日を楽しんでいる子どもたちです。(じゅんこ)
城東子育て支援センター あんと
「ありがとう!あーんと!」
6月1日から開所となったあんとでは、久しぶりの来所に、「やっとこれた~。」「ほらっ!見てみて!!」(歩いてる~!!!)みんながちょっとちょっと大きくなっていたり、「生まれました!!」って二人目を連れてきてくれたり。「まってたよ~お話きいてほしいよ~(辛かったよ~)」と本当に本当に一生懸命だった様子もよくわかり、
いろんなお話が聞こえてきました。フロアでは元気だった?
の話のあとにこどもたちの「今」の話にはながさきます。
「今日、あんとにこれて、あんとで出会えた!みんなでワイワイ楽しかった!」
それがみんなの願いで私たちの願いです。こんなときだから、
ちゃんと会えて話ができるってほんとうに素敵なこと。ありがとう!(おくもと)
まほろばの部屋から
夏の暑い時期って親子でどうやってすごしたらいいんだろう?
お日さまが出た!と思ったらすぐに真夏日になり、梅雨に入り雨降りだったり。。。
なので、お外で遊ぶのが難しい時期になってきました。
今、静岡市から受託事業で、期間限定で電話相談をしているのですが、ママたちから、「夏の暑い時期ってみなさんどうやって過ごしているんでしょうか?」という質問がありました。「そうですよね。悩んでしまいますね。」ということで、いくつかご紹介しました。
水遊び
ベランダやお庭にたらいやビニールプールを出してお水を入れましょう。お水は入れたばかりはヒンヤリ冷たくって、気持ちも体もびっくりしてしまいます。
ぬるま湯を張るか、入る数時間前から貯めて日に当てるかすると、子どもも入りやすいですよ。水の深さは10から15センチ程度で十分です。
一緒にプリンカップや、底に穴を開けたペットボトル等を用意すると、ジャージャー水の出し入れをして遊べます。
金魚すくいあそび
牛乳パックやスチロールトレイでお魚を作って、プールやたらいに浮かばせて金魚すくい遊び。牛乳パックと排水溝ネットを使えば「ポイ」もできちゃいます!
つかまえた金魚を透明カップなどに入れて集めて、泳がせてもおもしろいね! かんの・かねこ
2020/05/28 なのはなだより6月号
おもしろさ・たのしさの再発見
新緑の季節に、梅雨(?)が入り込み、時々夏も顔を出し、えっ?冬?なんてことも感じるこの頃は、社会の厳しい状況と同じように、大人や子どもの「ホッとする」「安心する」時間を奪っているなーと感じるこの頃ですが、そんな時
昔、河崎道夫(乳幼児心理・三重大名誉教授)先生とお話したことを思い出しました。「誰か、つまみ食いの研究しないかなあ。園でどうなっているか。これはおもしろい研究になる」と話され(その時、学生さんが研究中)私も進められました!
そう言えばちょっと秘密にして、他のクラスに内緒にしておやつを食べたり、保育の中でも、つまみ食いがあるなあと・・。そして
乳幼児期は「なかまを求めていく時代は、大人が思うマイナスの行動もあるけど、なかまと行動をして、初めて自分の中に自律的コントロールの力が育つ」事を考えると、こうした研究・発想は、おもしろいなあーと思ったものでした(一般的には、余りありませんが)川崎先生からたくさん学び、なのはなの保育の土台を創っています。
人間にとって命に勝るものはないけど、今の不自由さ(マイナス)を日常生活の中で、どうプラスに創造的に変えていくのか?が、人間としても保育者としても問われている事を実感しています
そして、マイナスをプラスに変えるキーワードは「おもしろさ」「たのしさ」の再発見でもあるのかな?と思っています。
雨の季節が、もうすぐそこまで来ています。
洗濯物は、乾かなく親は、悩みの多い季節ですが、カエルやアヒルやかたつむりは大喜び。もちろん花や木も嬉しそうですね。そんな姿に心を躍らす子どもたちを見ていると、幸せになりませんか。子どもは、自然との通訳者で子どもを大事にする事は、自然を大事にすることだなあ~と感じるこの頃です。
そこで、雨の多いこの月。
発想を変えて雨の日、子どもと一緒に散歩に行ってみませんか?
雨だから、かさもさせるし、長靴もはけます。そして、子ども達は、一緒が大好きです。たくさんの出会いと子ども達の笑顔を見つけ、気持ちがさわやかになる事うけあいです!園長 岡村
あおいガーデン
みなさん川で遊んだことありますか?
あおいガーデンのある羽鳥地区は、自然環境が豊かで、年間を通して自然の中で保育を行っています。
最近天気のいい暑い日に、あおいガーデンの1歳児、2歳児さんは川へ遊びに行っています。
水の中に入り川の水をじーっと見ているKちゃん。
お気に入りの石を拾っては投げ入れるYくん。
「ビチャビチャ」と言ってニコニコ笑いながら歩き回るAちゃん。
ほしぐみさんに仲間入りしてザブザブすすむのがたのしいYちゃん。
どの子も思い思いに楽しそうにしている姿に、大人の私も楽しくなってきます。
自然っていいですね♪
社会の状況は色々ありますが、こういう自然はいつも変わらず私たちに元気をくれるなーと
思います。
さあ今日も子どもたちと楽しい所に遊あそびにいこうっと♪
みんなもお着替え、水筒、おやつを持って遊びに行ってみてね~♪(りえ)
なのはなガーデン
おさんぽで出かけた先のあじさいが少しずつ色づいてきました。もうすぐ6月ですね。
あおいガーデンからなのはなガーデンに異動してきた私は、4月当初子どもたちが私の顔を見ると大泣き、逃げ回り、私の方が泣きたいくらいでした。不安な気持ちは大人も子どもも一緒ですね。
でも日々生活を送るうちに私のひざに入ってきて絵本を一緒に見たり、積み木を積み重ねて倒したり、「あはは~」と一緒に笑ったり、「バイバイタッチ~」したり、だんだん子どもたちと心が通い始めました。
6月、みんな揃っての保育が始まります。
笑顔いっぱいで今までの保育をさらに楽しくしていきたいと思います!(大塚)
あんと
~開所します。まっていますね!~
あんとが閉所してから2か月が過ぎました。やっと6月1日から開所となり、スタッフ一同
“みんなに会えるね!”とわくわく嬉しい気持でいます。
この2カ月、利用おやこさんは日々どう過ごしているのだろうかと・・想像してみることしか
できませんでした。たまに掛かってくる電話相談では、ママ達の不安や毎日の生活を知り、
“うん、うん、そうか~十分がんばってるよ~。そうだよ~大変すぎる毎日だから、手抜きできることは抜いていこう大丈夫!開所したら来てね、待ってるよ!”と言葉をかけることしかできませんでしたが、“あ~話せてよかった、じっくり聞いてもらうゆとりさえなかったから、電話してよかった~。と、少しほっとした声が電話の向うからありました。
さあ、今月からは会って話せますね。子ども達の成長のぶりを一緒に喜びあいましょう。悩みやママ自身のことも話し合い、心の重さを少し軽くしましょう。あんと水槽では、お休み中に産まれた金魚のあかちゃんが、めだか?からやっとやっぱり金魚、の体になってきました。
是非みにきてください。スタッフ一同まっています。 <かよみ>
まほろば
ただいま、電話相談をしています。。。
あそびのひろば・ぱすてるひろばから
いま、あそびのひろばとぱすてるひろばはお休みしています。やはり、複数の親子が一斉に集まるひろばを開催するのは難しい状況でした。
「ことばがゆっくりかな」「落ち着きがないわ」など心配なことがあるお母さんとお子さんが子どもの発達にとって大切な時期にいろいろな経験の積み重ねがしにくいということは、なんとも不安だと思われました。
そんななか、スタッフから参加の予定だった方々にお電話をする、電話相談ができることになりました。
お会いする機会がないまま、お電話をすることになってしまった方もいます。でも、皆さんお子さんの事やお家でどんな風に過ごすかをお話してくださいます。 お顔こそ見れませんが、お母さん達の背後からお子さんの声が聞こえてくることもあり、お子さんの元気な姿を浮かんできます。
お顔を見て、いっしょに遊んだり、おしゃべりできる機会を待ち遠しく思います。
あきこ
親の知恵袋
こんな時だからこそ・・目と目を合わせて話す
「人と話す時には、顔を見て,目を見て話しなさい」とよく、親から言われた事
わが子に携帯を渡す時「大事な話は、ちゃんと会ってお話をすること」と伝えた事を思い出します。そのことを京都大学の総長山際先生は、お話や文章の中で
「何故、人間には白目があるのか?と言えば、黒目の周りに白目があれば遠くにいても目が何処にあるか分り、話が出来る。これは、人間のコミュニュケーションが、目と目を合わせることで成立する」と話されています。
今、「3密」にならないようにとこうした人間的コミュニュケーションが、難しい中
未来を生きる人間的コミュニュケーション力をどう育てるのか?が問われています。
画面やリアリティーのないコミュニュケーションのリスクを考えながら、知恵と工夫で今を乗り越えていきましょう!!
「どの子にもあ~楽しかった!の毎日を
発達の視点と保育の手立てをむすぶ」
赤木和重・岡村由紀子・金子明子・馬飼野陽美著 ひとなる書房
この本では、保育の中の子ども同士のあそびや関わりの1場面をとらえ、そこから、何気ない遊びの中にも育ちの意味があることを指導の視点や発達の視点からも分析した内容が載っています。本の中身の一部をここに掲載しますね!
5歳児クラス●認知発達(5月) 事例「シュッシュがない」~キツネの足あとだ~ ※( )内は保育者の思い
かぶと虫の幼虫に霧吹き(シュッシュッ)で水をかけるという当番の仕事がある。が、置く場所を決めていないため、無くなり、子どもたちは探し始めた。黒板の下を覗き込み・・・
そら「キツネの足あとだ」 あやか「どこ?」 こたろう「夜、入った?」 そら「キツネは夜だよ」 こたろう「みんなが帰って寝ている間に」
しろう「シュッシュってキツネが入るんだよ」 だんだんみんなが集まってくる。キツネがどうやって入ってきたかと言う話になり・・・
ひろみ「こわい」などと言う声も・・・。 ひろし「サンタクロースみたいにはいったんじゃない?」 そら、ゆうだい「探しにいこう」
ひろみ「いや、こわい」 あやか「まもってあげるから」 まき「助けてあげるよ」 ひろみ「いや、待ってる」
まき「じゃあ待ってて、行ってくるから」 とキツネ探しへ・・・。
そら「忍び足で行こう」 あおい「どんぐり山にいるんじゃない?」 ゆうだい「キツネ木の実食べるもん」
そら「キツネがいるところに行こう」 しろう「そらくん、どこにいるの?」 そら「キツネのにおいがする」
あおい、まき「ほんとだ、におう」 しろう「えぼし山に、キツネの足あとある」
そら「キツネの足あと」と土がついた足跡を見つける。
ひろし「ここいって、あそこいって、ここ歩いたんだ」 ひかり「3本に分かれてる」 りな、側溝のふたに絵をかき始め「待ち伏せしよう」とあやかとキツネとシュッシュの絵をかく。「キツネさんこれ見るといいね」と言うと、キツネにみんなで手紙を書き、戻ってきました。 次の日、シュッシュが見つかり大喜び。こんどはキツネに見つからないところに置くと決めました。
指導のポイント● ※豊かなイメージを育てる 日常の保育の中で絵本の世界・ごっこ遊び・冒険ごっこなど豊かな遊びを経験していると、何かのきっかけでこんなふうにおもしろがっていく姿が現れます。「5歳児は現実的思考力を育てるとき!」と考えてしまうとこんな楽しい世界は生まれませんね。
2020/05/01 なのはなだより5月号
溢れることを願って・・
色彩の饗宴を終えて緑に彩る季節は、新入、進級の新しい出会いに疲れた心を解きほぐす自然からの贈り物です。
「2005年に解読された人間とチンパンジーのゲノム(全遺伝子情報)の差は、1.2㌫であり稲とは、40㌫が同じであった。・・人間は、稲とも桜ともつながっているのです。すべての命は、つながっている。それが21世紀の人間観だといえるでしょう」(京都霊長類研究所松沢哲郎)
たくさんの緑の饗宴の中で、心を解きほぐすと共に自然も動物もつながっている事を忘れない事が人間らしく生きる生き方を教えてくれることを毎年実感しますが、今年は、そんなことを感じる余裕は、生まれないほど「命を守る」為の厳しい状況が生まれています。
こんな時だからこそ
「子どもにとっての幸せ(最善の利益)は、大人達によって花咲くもの」と、心にとめましょう!!
1951年5月5日は、「子どもは、子どもである事を尊重される」事をうたった「児童憲章」が作られました。
1994年日本は、「どんなに小さくても子どもは、言葉を持つ前から自分の意思を伝えている・・・」と子どもの権利条約を批准しました。
自然に学び、同じ動物の仲間に学びながら子育てや保育を考えると大切なものが見えてくる事を実感するこいのぼりの泳ぐ5月
昔から大人達が、すくすく育って欲しいと願って、こいのぼりに寄せた気持に重なるものです。大人も、深―く深―く深呼吸して空に泳ぐこいのぼりを眺め(探さないと見つかりませんが)子どもの笑顔を求めて、一緒に行動して行きましょう!!
子どもの笑顔が溢れてしあわせになりますように!
おか
2020/04/01 なのはなだより4月号
なのはな
~春の出会いの季節に~
新しい出会いは、未来を予測してワクワク・ドキドキ心を躍らせる反面、不安もあるのは当たり前で、それは、子どもも大人も同じですね。
新しいお友達は、生まれて初めて「社会」へデビューです。
大人の方が、緊張していらっしゃるのでは、ないでしょうか?
進級の子どもたちは、大きくなった喜びとともに、新しい出会いを楽しみに待っています。その気持ちが、この時期の子どもたちの発達の原動力にもなっています。
でも子どもが不安な姿を見せた時(泣く、食欲が落ちる、乱暴がひどくなる、夜泣きをする、登園を嫌がる、離れると嫌がるなど等)は、ぎゅーと抱きしめて『大丈夫!あなたが大好きだよ』と親の愛をいっぱい伝えましょう。
そうしたら子どもは、安心して新しい出会いの場所・人に自分の居場所を見つけていくでしょう。
共通するのは、『どんな姿を見せても、子どもの価値を見つけ愛すること』だと思います。そして、大人の関係がよければ子どもの笑顔は、早く溢れてくる事も実感します。
子ども達の持つ『可能性』に働きかけるのが教育の営みですが、子育ても同じです。子どもを決め付けず、変わっていく事を信じて子育ても進めて行きましょうね。
子ども達の笑顔が増えること請け合いです。
今年度も、未来を切り拓き「人間として生きていく力を育てる」教育・保育・子育ての理論を深め、子ども達に安心出来る生活・豊かな文化(あそび・学び)を創り、子ども達の笑顔が溢れるよう活動を進めていきたいと思っています。
勿論、大人達は、子育てを楽しみましょうね。
生まれて出会った命です。大切に大切に育てましょう。
今年度もスタッフ一同どうぞよろしくお願いします。
子育ては、
じっくり・ゆっくり・ていねいに・そして、やさしく おか
なのはなガーデン |
あたたかい春の季節の中でお散歩をしていると春のお花がきれいに咲いていますね。 春は新しい出会いの季節。大人はちょっぴりドキドキ。子どもたちはワクワクして、なんだか心が落ち着かない・・・ ちょっと心配・・・ そんな気持ちになりますね。そんな気持ちも言葉にしてくださいね。 なのはなガーデンが子どもたちやお家の方にとってホッと安心できるような場所になるように、また、子育てパートナーになれるように一緒に考えていきましょうね。 どうぞよろしくお願いします。(みなこ) |
あおいガーデン |
4月、新しい年度のスタートですね。 新入園児さん、そして、1つ大きいクラスになった在園児さん。 みんなドキドキ、ワクワクですね。実は私もみんなと同じ気持ちです。 今までなのはなガーデンで保育をしてきたけれど、今年度からあおいガーデンに異動になりました。同じ小規模保育園でもまわりの環境もスタッフも変わってくるので今はドキドキの方が大きいかな? でも、あおいガーデンにはどんなかわいい子がいるんだろう、どんな楽しい遊びがあるんだろうとワクワクの気持ちもあります。 なのはなガーデンで学んだことを生かして、このドキドキワクワクの気持ちも楽しめるように 過ごしていけたらいいな~と思っています。 (末) |
城東子育て支援センター あんと |
春ですよ!春ですね!! いろいろざわざわすることはあるけれど、春はちゃんと来て、ぽかぽかと心をつつんでくれます。城東福祉エリアのつくしがにょきにょき生えた!モクレンが!たんぽぽが咲いた!春のにおいがする。ぽかぽか陽気とはるの風が、ここちよくてちゃんと春が来てくれたことに感謝です。きっとみんなもどこかでだれかと、春からパワーをもらっているといいなと思っています。そんな中、、、、素敵なお知らせです。なんと!!金魚の「あんちゃんとちくわちゃん」にあかちゃんが生まれました!次々と卵からかえる赤ちゃんたち!はじめは、小さく棒かいてちょんちょん“!っていうか弱さだったのが、数日したら線がふとくなってきて、小さい口でごはんをつんつん食べる姿はたのもしくてかわいいです! 3月上旬からの長い閉所期間のために、こどもの成長のよころび!こまった!しまった!わらった!瞬間をちかくで分かち合うことがかなわなかったけれど、もうすこししたらきっと会えますね!みんなと会えるのを心待ちにしています。 (おくもと) |
まほろばの部屋から |
年度の終わりにやってきたコロナの渦。 あそびのひろば・ぱすてるひろばも、感染予防対策のために開催されなくなりました。 ひろばは、たったの月に2回。 だけれども、子どもたちは継続して参加してくることで、流れがわかり、見通しをたてて、楽しみに通ってきてくれていました。 それには、同じリズム、同じ歌、同じあそび、同じ場所、同じスタッフ…と「おなじ」を意識した活動だったこともあるかもしれません。 こういった非常時、「いつもと同じ」ということは、安定、安心につながります。 ひろばがなくても、おうちで、いつもの歌、いつもの遊びがおうちでできているといいな。それが、安心につながっているといいなと思います。 <はるみ> |
親の知恵袋 ~いっぱい助けてもらって、子どもの笑顔溢れる子育てを!!~
乳幼児期は「言葉」で、大人とコミュニュケーションを取るのは、難しい時代ですね。
だから叩いたり、噛んだり、押し倒したりが多くなります。
親からすると「もう!」「まったく」「何回言えば・・」なんて思いが溢れ、こんな時、子どもが「喋ってくれたら」・・なんて思う事が多いですね。
ただ「言葉」では難しいですが「感じる力」は人生で一番強く、この時期の心の通い合いは、一生の人間関係・コミュニュケーションの土台となります。
キーワードは、子どもの「ご機嫌」・「笑顔」
このキーワードを創る知恵をみんなで出し合って子育てをすると「すこーし」心に余裕が生まれ、子どもがかわいく見えてきます。
働くことと子育ての両立は、楽ではないのですが、出会った親・先輩・スタッフなど出会った人と「喜びは、話す(2倍になる)」「悩みは、智恵を寄せ合う(半分になる)」なかまを創り、一緒に子育てを進めていきましょう。
本の紹介 |
「どの子にもあ~楽しかった!の毎日を 発達の視点と保育の手立てをむすぶ」 赤木和重・岡村由紀子・金子明子・馬飼野陽美著 ひとなる書房 この本では、保育の中の子ども同士のあそびや関わりの1場面をとらえ、そこから、何気ない遊びの中にも育ちの意味があることを指導の視点や発達の視点からも分析した内容が載っています。 本の中身の一部をここに掲載しますね! 4歳児クラス●認知発達(7月) 事例「虫にスイカたべられた どうしよう」 ※( )内は保育者の思い 朝、5才児のながきが「スイカがかじられてるよ!」と保育者に報告しに来る。保育者「えー!!」(でもたぽぽさん(4才児)は気づいていないなあ)そこにゆうたくんが通りかかる。 保育者「ゆうたくん大変! ながちゃん、ゆうちゃんにも教えてあげて」 (たんぽぽさんにも考えてもらいたいなあ) ながき「スイカがかじられてるよ!」 ゆうた「かじられた?」 保育者「困ったねえゆうたくんどうしよう」 話が聞こえたのか、たんぽぽさんたちが「どうしたのと集まってきた。 ゆうた「虫にスイカたべられた」と聞くと急いで子どもたち園庭へ。 りいさ「ほんとだ・・・」 ながき「からすとか、あけたとおもうよ」 りいさ「食べられたらおいしいってことだよ」 「上は(穴の開いていないところ)たべられるかな」 そこに通った登園してきたりょうくんにスイカのことを伝えると、 りょう、穴の開いたスイカを見つめ 「食べるのおしまいかも・・・育たないかも」「水を入れて汚れを出す。種あるんだよね?」(いい考え!種が気になるのかな?) もえ「黒いの」 ののか「そう、このくらい」 りほ「あーっ!でも赤くなってるじゃん!誰か踏んだんじゃない?」 へいぞう「なんだってー!」犯人探す!」 りほ「わかった!犯人わかった!切れたところを探す。それでわかる!犯人のハトさがす!」 (はと!?なるほど!よくかんがえているなあ) りほ「たんぽぽさん!スイカの犯人わかった!」 ブランコで遊んでいたたく、りょうたろう、ゆうすけ、りょうに伝えると「知ってる」の返事。 りほ「犯人ははとぽっぽだよ!」 4人「しらね~よ」(まあ、そうだけどね・・・) 「どうする~?」と聞くと4人はブランコから畑へ。(やっぱり気になるんだ!) 畑では、スイカの穴に指を突っ込み、 りほ「いいにおい~、できたかも!」 みんなもまねっこして「いいにおい~!」 りほ「1回みんなでとろう!」 その後、 りほ「いい事考えた!スイカ取って冷蔵庫に入れて切って食べる!その間にプールはいる!」 そしてみんなでプールに入り、プールの後「おいし~」と食べました。 ● 指導のポイント● ※子どもなりに考えることを支える すぐに答えを出さず「あーでもないこーでもない」と考える子どもたちは活動の主人公になります。大人視点ではない子ども視点で考えるプロとしてのガマンが必要ですね。 ● 育ちの姿を確かめる● 4才児は、自分の周囲の事物に興味を持ち、その仕組みについての関心が高まります。「どうなってるの?」と起きた事象についてその原因を考えようとします。因果関係への気づきです。まだまだスイカがかじられていることよりもスイカが無事なのかが気になるようで、おいしく食べられたら一件落着の4才児です。スイカをかじった「犯人探し」に興味がいくのは、因果関係について探ろうとする、冒険・探検が楽しい5才児に向かう姿です。 |