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あおぞらだより

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7月のあおぞらだより

親になることは・・

今年は、暑さが厳しく、湿度も高くいと大人も子どもも体調の維持が難しいですね。 こんな時、体調に影響するのが、毎日の生活リズム(バランスのとれた食事 ぐっすり眠る そして排泄する)です。今日から、丁寧な生活を紡いで基礎体力を作っていきましょう ね!と言っても、子どもたちは、そんなことを物ともせずに遊んでいます。 このパワー は、どこから来るのか?脱帽ですねぇ。 親になることは、子どもに 「精神・体力そして時間をプレゼントすること」 「そして 時間は、命そのものである」と葉祥明(絵本作家)は、言っています。 改めて子育ての営みは、すごいことなんだなあと実感します。 最近子育て中の親子を取り巻く風が、昔と比べやさしくないなぁと感じます。

私が、育った時代は、道を歩いていれば近所の人が「かわいいねえ」 といいこいいこ してくれたり、「ちょっと貸して」と言われて隣のうちで食事して帰ってきたり。 いっぱいの愛をもらい、親も息を抜き、力を抜いた子育てが、出来たのですね。 ところが、今は、 「甘やかしすぎ」 「きちんと」 「しっかり」「自己責任」 、 子育てをとりまく冷たい風が吹き、子どもは、「失敗も間違いも有りだよ。 でも大丈夫 だからね」という経験が減り自己信頼の育ちがむずかしくなっています。 自己信頼があって、始めて他者信頼の力が育っていくのです。 現代は人の繋がりが、希薄で下手と言うのは、こう言うところからもくるのでしょうね。

ありのままを受け止めるには、大人にもそうした経験が無いとなかなか感じにくいも のです。(皆さんは、若いからちょっと冷たい風の中で育てられてきた時代ですね) 園の繋がりは、「子どもの幸せを願う」という1つの柱で話しあうところですので、 是非、 相手に合わせるのが、先にくるのではなく、ありのままの思いや考えを出し(自 分を大事にして自己信頼をつくりながら) なかまづくりをしていきましょうね。 自分に、子育てに、さわやかな風が吹いてくることうけあいです。 もうすぐ、七夕祭り 想像力の発達は、未来を生きる力であり幼児期の遊びの中のあそびと言われる世界です。 近づく七夕は、子どもの「想像力」を豊かに広げる世界の1つですね。 七夕の夜は、親子で夜空を眺めて、七夕の世界を楽しみましょうね。

当日は、満天の星空になりますように!!

園長 岡村由紀子