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なのはなだより

なのはなだより

2021年4月号

~新しい出会いの季節に~
  風も光もみんな春色に染まる季節の新しい出会いは、未来を予測して・ドキドキワクワク心
を躍らせる反面、不安もあるのは当たり前で、それは、大人も子どもも同じですね。 
でもこの不安も4月、5月と月日を重ねていくうち緊張が解けて笑顔が増えていくのも、毎年の
子ども達や親達を観ていると実感します。
長く子ども達と一緒にいて、どんな魔法があるのかな?と思うのですが「ともかく慣れること
だよ」「休ませないこと」「バシッ!ということだよ」なんて気の利いた言葉や魔法の一言もな
くノウハウも無いのです。
それでも「何かあるのでは?」と再び聞かれたら
保育者には「子どもが笑顔になる時間を見つけ出して少しずつ増やすこと」
親達には「ぎゅっと抱きしめて大丈夫だよ」と送りだすことかな?と思います。
共通するのは、何かが出来るから偉いとか出来ないからダメと言う考え方ではなく『どんな姿を
見せても、子どもの価値を見つけ愛すること』かなと思います。そして、大人の関係がよければ
子どもの笑顔は、早く溢れてくる事も実感します。
入園の子どもは、勿論ですが進級の子ども達も不安な姿を見せた時(泣く、食欲が落ちる、乱
暴がひどくなる、夜泣きをする、登園を嫌がる、離れると嫌がるなど等)は、ぎゅーと抱きしめ
て『大丈夫!あなたが大好きだよ』と親の愛をいっぱい伝えましょう。そうしたら子どもは、安
心して新しい出会いの場所・人に自分の居場所を見つけていくでしょう。
かつてない、「命」が脅かされている時代が続いていますが、今年も未来を切り拓き「人間と
して生きていく力を育てる」保育の実践と理論を深め、子ども達に安心出来る生活・豊かなあそ
びを創り、子ども達の笑顔が溢れるよう活動を進めていきたいと思っています。そして、大人達
は、子育てを楽しみましょうね。
生まれて出会った命です。大切に大切に育てましょう。

今年度もスタッフ一同どうぞよろしくお願いします。

子育ては、じっくり・ゆっくり・ていねいに・そして、やさしく
           おか

なのはなガーデン

4月また新しいスタートですね。
気持ちはワクワクより、ドキドキのほうが大きいですね。
このドキドキも春のぽかぽか陽気にのせて、お花を眺めたりお散歩してゆったりした気分で過ご
していきたいですね。
今年度も、新しい出会いにドキドキ!どんな楽しい遊びをしようかワクワク!
なのはなガーデンが、子どもやお家の方にとってホッとできるような場所となるように、笑いあ
り、涙ありの子育てパートナーとして一緒に過ごしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。(みなこ)

ぽかぽかの春の日がやってきましたね。気持ちもワクワクしてきます。昨年度私は異動があり
緊張する日々が続き、あっという間の一年でした。
今まで当たり前にやってきたことが違っていたり、何でだろうどうしたらいいんだろうと考え
ることもいっぱい。ワクワクよりドキドキすることの方が多かったなーと振り返りました。
ドキドキしていてもここにいるスタッフさんに温かく迎えられ一緒に考えて過ごしていける仲
間がいることに心強さを感じています。
春はワクワクとドキドキが入り混じる時期。焦らずゆっくりいきましょう。(末)

あーんと!であーそぼ!  
           
はじめての出産でね、しらない土地でね、コロナだからダメだって、ひとりで陣痛をむかえて、ひとりでタ
クシー。一人で分娩室。そして出産。そうして数日ふたりぼっちで授乳。ごはんもひとり。退院の日やっと
パパと三人。そして、おうちで今ふたりぼっち。そんなママがいました。「あんと」がなかったらそのまま
底のほうにいたかもって。
きっと、この1年はそんなふうに、いつもよりふたりぼっちの「おやこ」がたくさんいたのだと思います。
そんな「おやこ」があんとに出会ってふたりぼっちだったママは、だんだんつながっていって、そんなつな
いだ手と手がどんどんひろがって、こどもをまんなかにおおきな輪になっていきます。生まれてきてくれて
ありがとう!出会えてありがとう!  おくちゃん

子育てのノロイをほぐしましょう
赤木和重(神戸大学)  
日本評論社 定価1.500円

安楽さ(安心して・楽しい)の子育てを応援しています。
あっという間に読めて笑ったり・しみじみしたり・・そして着地する子育ては・・
あおいガーデン