・・「たのしいだけでは、だめじゃん」と言う声が飛んできそうです。しかし・・・
楽しさは「やってみたい」とか「憧れる」などの気持ちを引き出す
楽しさは、自分の中にある新しい行動や感情を生み出す
・・子どもは、本当に楽しい活動をしている時、没頭します。夢中になってあそびの世界に入るこんでいる時、思ってもみないアイデアが生まれることがあります。
~発達とは「今の自分」から「新しい自分」を創っていくこと~
赤木和重(神戸大)
「どの子にもあ~楽しかった!の毎日を」ひとなる書房より
と楽しさの重要性について言われています。
あそびや活動が、他の子どもとの比較、出来る/出来ない、上手/下手などの「みえるものさし」で測っていたら子どもの意欲、自分らしさ、人間関係等「人間として生きる力の発達」は、見えてこないことを教えてくれています。
日常の保育では「どの子もあ~楽しかった!」の実践を創り保育を進めていますが、降園時や日常の生活の中でも「何をしたの?」「やったの?」「出来たの?」ではなく「楽しかった?」と聞いたら子どもの心が見えてきて、その後の会話が違ってくるかもしれませんね。
秋は、豊かな実りの季節です。
でも、昨年来のコロナ・酷暑・台風・地震・・と地球が病気としか思えない状況が続いています。
そんな中、自然の豊かさを子ども達に伝え、楽しい保育を創っていきたいと思っています。
豊かな自然の中でともだちと関わり笑顔が溢れて遊ぶ姿の中にこそ、子どもの未来が見えてくるのですから・・・。
園生活では、さらになかま関係を広げ、大きくなっていきます。それはプラスだけでなく、マイナス経験もありますが、そんな丸ごとの姿を支え応援していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。 おか
朝夕涼しくなり、彼岸花やコスモスが咲き、秋らしくなってきました。
園庭で、ほしぐみさんがバッタやコオロギをつかまえ、るんるんぐみさん、にこにこぐみさんもまねっこして追いかける姿があります。
お散歩に出かけると、落ち葉やねこじゃらし、楽しそうなものがたくさん。
道具(おもちゃ)や遊具がなくても、何でもあそびにしてしまう子どもたち。
今日は、どんなものを見つけられるかな。大人も毎日ワクワクで、“あ~今日も楽しかった”と園に帰ってきます。その後の給食の美味しいこと!!子どもたちもモリモリ。
食欲の秋ですね。(あっ1年中かっ)
ゆりこ
涼しさを感じる虫の声に色づく木々、あおいガーデンのまわりは自然がいっぱいです。
子どもたちが乗っていたベビーカーをのぞいてみるといろいろな落ち葉や木の実、枝でいっぱいです。小さい手に大事そうに握られた実はおみやげかな?これ取ってきたよ!と自慢げに見せてくれる姿にほっこりします。
私も小さいころよく色水遊びをしたヨウシャヤマゴボウ(別名インクベリー)、数珠、ソメイヨシノの枯れ葉、ハート形のカツラ、レッドロビン。ちょっと名前を知るだけで大人だってワクワクしてつい拾いたくなっちゃいます。明日はどんな色の葉っぱがあるかなー?踏んだらどんな音がするかなー?子どもたちと楽しみながらいっぱい小さい秋を見つけたいと思います。
(うさ)
「おかあさーん、ひまー。どっか行こうよー」 夏休みに何回か娘に言われました。感染予防のため、外出も友達と遊ぶのも少し控えていたため、娘は時間を持て余していました。「どうしよっか。美味しい抹茶氷でも食べに行こうか?」と、ドライブがてらお茶屋さんへ。
車内では、いつもよりお友達や部活の話をしてくれるので話も弾み、楽しい。そして、映えるかき氷を前にして、とても楽しそう!「おいしいね~!」とまたまた盛り上がりました。
子どもが小さいときは、いつも私の周りをくるくるとして一日中「おかあさーん!」って
呼ばれて、毎日が慌ただしく過ぎていっていました。ずっとこれからもそうだと思っていたけれど、娘たちは成長するにつれ、いつしか「おかあさーん!」の回数が減ってきて、きゃいきゃい大騒ぎすることもめっきり減ってしまいました。でも離れて暮らす長女も、中学生の次女も具体的なあれこれは忘れても、笑いあった時間は消えずに娘たちの心に残っていてくれたらいいなと思います。
そして、あと何年「おかあさん、ひまー。」と言ってくれるだろう。。。言ってくれる間は全力で一緒にいることを楽しみたいなと思っています。
(ひろ)
まだあそびたい!
約一か月半、緊急事態宣言下の個別相談は続きました。
「お友だちと関わる」時間を欠き、時間で区切られた個別の時間で子どもたちの「楽しいな♪」という気持ちをどう膨らませていけるかな、と試行錯誤しながら過ごした時間でもありました。
「くるくるたこ」や「ぷくぷく風船」を一緒に作って遊んだり、お月見に絵の具でペタペタ、スタンプ遊びをしたりもしました。
気持ちが乗ってきた頃にはお帰りの時間。限られた時間では、子どもたちの遊びたい気持ちも不完全燃焼・・・「まだ遊びたいーっ」と子どもたちは全身で伝えてくれます。
「もっと遊びたい」「まだやりたい」、という子どもたちの願いを十分に叶えていける、遊びも時間も充実したひろばに戻れる日を、スタッフも心待ちにしています。 しほ
大人が幸せなときに子どもは幸せになる
🎑「まず、大人が幸せになってください。大人が幸せじゃないのに子どもだけ幸せにはなれません。おとなが幸せでないと、子どもに虐待とか体罰とかが起きます。条例に‘子どもは愛情と理解をもって育まれる‘とありますが、まず、家庭や学校、地域の中で大人がしあわせでいてほしいのです。子どもは、そういう中で、安心して生きることが出来ます。」 「川崎市子どもの権利に関する条例」報告会より
🌔『子どもの最善の利益を考えると当然ながら、両親の労働時間に関する規制強化が重要な課題です。・・デンマークでは、両親に保障され・・どちらがとってもいい産後2週間の休業を義務づけられ、「親休暇」が10週間、育児休業は、雇用者の合意は無く26週間、その後も合意があれば・・・』・・親として成長する権利
加藤繁美(山梨大学名誉教授) 『子どもへの責任』
厳しい時代だからこそ、子どもの幸せと大人の幸せの両方を求めて、未来を創っていきましょうね!!