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なのはなだより

2021年12月号

・冬木(とうぼく)を見つけて心豊かに・

11月になってもたんぽぽが咲き、もんきちょうやてんとう虫と出会う驚きより、寒さが近づき(夜の街もイルミネーションに飾られて輝き、それはそれで素敵ですが)空が透き通り、お月様や星の輝きがいつもより明るく、とても神秘的なこの頃にほっとします。

そんな中「冬木」は、余分なはっぱや枝を落とし丸裸のようになり枯れ木?何んて周りから思われても、じーっと何も言わずに立っています。

冬の間、その体の中にエネルギーを蓄え、じーっとじーっと暖かくなるのを待ち続け、春になったら命の花を咲かせるのが「冬木」なのです。

☆子どもが表す大人から見た「いたずら」や「困った事」は、みんな冬木の様に子どもの未来を創る命の輝きであること。

☆大人達が参加する交流会等の取り組みは、大人達のつながりを創るばかりではなく、子どもの遊びを豊かにするとりくみであること。

☆子どもが呟く一言「いやだな」には、「やりたくない」心だけでなく「本当はやりたいんだよ」「こっちを向いてよ」「わかっよ」・・・・とたくさんの意味がある事                      など等

これらに共通するのは「見える世界」と「見えない世界」です。

この「見えない世界」は、言い換えると想像する力です。この想像力は、乳幼児期に大きく育つ力です。そして想像力は、大人に子どもを理解するゆとりだけでなく、未来を描き頑張る力、そして生きる楽しさや喜びを運んできます。

日本の冬は、サンタクロース(現在サンタクロースは、宗教の問題ではなくサンタクロース文化として根づいていますね)・年神様・鬼・北風こぞう・・と、こうした想像性を掻き立てる出会いの多い季節です。

くれぐれも、お金やおどかしの材料にせず「子どもの夢を掻き立てる出会い」を願っています。寒い中、冬木を見たら「命、豊かに蓄えている木なんだなー」と想像してみて下さいね。目の前の事柄や子どもが違って見えて来る事、受けあいます。

おか

なのはなガーデン

「しゃむいっ」(寒い)

夕方園庭で遊んでいる時に 冷たくなった頬を私の手のひらで包み込むと・・・

「あったか~い」

笑顔がこぼれます。肌に触れる温かさで心地よさを感じているようです。

日々寒くなるこの時期になると毎年、私が小さかった頃の思い出がよみがえります。

1つは、こんな日だったなぁ、こたつが出た日は。小学生の頃、雨が降って寒さで手も足もカチコチになって帰宅すると、ちょうどその日に母がこたつを出してくれてありホッとして身も心も温まりました。

もう1つは、幼少期の私の家には中庭のような場所に水しか出ない手洗い場があって、冬でも戸を開けて、氷の張ったバケツを見ながら歯磨きや顔を洗っていました。そんな時に、昨晩使った湯たんぽのお湯を母が洗面器に注いでくれるのですが、それが絶妙な温度のぬるま湯でほんのりと湯気が出て、寒さの中で母のぬくもりを感じる時間でもありました。寒さに震えて大嫌いだった時間が楽しみな時間に変わりました。

このようなごくごくどこにでもあった日常が何十年経っても鮮明に残るこの時期の思い出になっています。 

皆さんも子育て中お忙しいと思いますが、日常を大切にして過ごして下さいね。       しなこ

あおいガーデン

だんだんと風が冷たくなってきて、冬の訪れを感じる今日この頃です。

お外に出ると、おひさまはぽかぽか。元気いっぱいにあそぶ子どもたちです。

土手や河原にあそびに行くと。

石をお芋にしてやきいもが始まったり、石や枝、葉っぱが野菜やお肉になってバーベキューも楽しんだり。外に出れば自然のものがなんにでも楽しい遊びの材料になります。そんな楽しいあそびの世界を目を輝かせて楽しむ子どもたちの姿、素敵だなと感じます。

また、お山の方や、神社などへ遊びに行くと。

神社が「オオカミのおうち!?」と、オオカミ探しになったり、山の木々が風でざわざわすると、「オオカミがフーってした?」と、どこでもオオカミの世界に!見えないオオカミを探したり、ある時はTがオオカミになって追いかけっこになったりTオオカミとのやりとりを楽しんだりも。

子どもたちの豊かなあそびの世界、この冬も楽しんでいきたいです。      (あづさ)

あんと

来春、我が家の長男が家を出て一人暮らしをすることになりました。心配と寂しさでいっぱいの親とは逆に新しい生活への期待でキラキラしている息子。そんな顔を見ていたら、そういえばこんな感覚、今までたくさん味わってきたなぁと思い出しました。

初めてハイハイで階段を上った時。ハラハラしたなぁ。一人で滑り台を滑った時。ひきつった顔をしたけど降りてきたときのドヤ顔。不安でいっぱいの顔で幼稚園バスに乗ってくのを見送った時。小学校で親友とケンカして何日も悩み、思いをぶつけて仲直りをした時。いろいろな壁にぶつかり、そのたび乗り越える子ども達。そんな我が子を見守り応援する親。その繰り返しで親として我が子が成長する姿を見守る力をつけさせてもらってきたんだなぁと改めて感じるこの頃です。

これから始まる一人暮らしでもいろいろな壁にぶつかると思うけど、小さい頃からの積み重ねがあるから息子も私も大丈夫。我が子が新しいことにチャレンジする時、困っている時、ついつい手を出し口を出し、先回りしすぎてしまいがち。でも我が子の乗り越える力を信じて、時には見守る勇気を持ちたいですね。 (ゆみ)

まほろばの部屋から

お外には宝物がいっぱいです♪

 

秋空が気持ちの良い日、ぱすてるひろばでは、秋の空気を感じにいつもの会場を飛び出して、お外遊びをしました。

お母さんたちには「お散歩に出かけます。」「行先は、決まっていません・・・」と伝えました・・・

そんなお散歩、あってもいいんです!それどころか、子どもたちの興味に合わせて遊んでみると、楽しい発見がいっぱい!お花の植え込みを覗くとクモの巣がキラキラ。どんぐりもいっぱい見つかり、大喜びでお散歩バッグに入れます・・と思ったら、ジャーっと出してお散歩バッグが帽子に大変身。面白くってお友だち同士でまねっこして遊びます。 

木の下を通っていくと、あれあれ、枝がいっぱい。体をかがめて通っていくと、虫さんが出てきて、思わずツンツンツン。

いつもは公園を目指してお散歩に行くことが多いお母さんたちも「こんな行き当たりばったり散歩」も楽しかったようです。                            

                                  しほ

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保育の質向上研修会

昨年12月に開催をさせていただきました「どの子にも楽しい毎日を」〜合理的配慮に注目して〜の第2弾です!

この度、NPO法人なのはなと学校法人藤枝スズキ学園は、協働実施により、静岡県合理的配慮理解促進事業の助成金を受け研修会を開催します。
前回の講演会で大変ご好評をいただき、第2弾の実施が決定いたしました。
今回の第2弾では、第1弾でのお話の内容に加えて前回ご質問や反響の多かった新しい問題も扱います

1弾をお聞きになった方も、またそうでない方にとっても、とても充実した講演になることと思います。
ぜひ奮ってご参加ください。


どの子にも楽しい毎日を」

~合理的配慮に注目してPart2~

講師:赤木和重先生 
神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授

日時:2021年11月27日(土)13時半〜15時
会場:静岡市中央福祉センター(静岡市葵区城内町1-1)

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もぐもぐだより

10月のこんだて

給食室からもぐもぐだよりをお届けします。

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あおぞらだより

なのはなだより10月

・・「たのしいだけでは、だめじゃん」と言う声が飛んできそうです。しかし・・・

楽しさは「やってみたい」とか「憧れる」などの気持ちを引き出す

楽しさは、自分の中にある新しい行動や感情を生み出す

・・子どもは、本当に楽しい活動をしている時、没頭します。夢中になってあそびの世界に入るこんでいる時、思ってもみないアイデアが生まれることがあります。

発達とは「今の自分」から「新しい自分」を創っていくこと~

赤木和重(神戸大)

「どの子にもあ~楽しかった!の毎日を」ひとなる書房より

と楽しさの重要性について言われています。

あそびや活動が、他の子どもとの比較、出来る/出来ない、上手/下手などの「みえるものさし」で測っていたら子どもの意欲、自分らしさ、人間関係等「人間として生きる力の発達」は、見えてこないことを教えてくれています。

日常の保育では「どの子もあ~楽しかった!」の実践を創り保育を進めていますが、降園時や日常の生活の中でも「何をしたの?」「やったの?」「出来たの?」ではなく「楽しかった?」と聞いたら子どもの心が見えてきて、その後の会話が違ってくるかもしれませんね。

 

秋は、豊かな実りの季節です。

でも、昨年来のコロナ・酷暑・台風・地震・・と地球が病気としか思えない状況が続いています。

そんな中、自然の豊かさを子ども達に伝え、楽しい保育を創っていきたいと思っています。

豊かな自然の中でともだちと関わり笑顔が溢れて遊ぶ姿の中にこそ、子どもの未来が見えてくるのですから・・・。

園生活では、さらになかま関係を広げ、大きくなっていきます。それはプラスだけでなく、マイナス経験もありますが、そんな丸ごとの姿を支え応援していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。                                                おか     

  

朝夕涼しくなり、彼岸花やコスモスが咲き、秋らしくなってきました。

園庭で、ほしぐみさんがバッタやコオロギをつかまえ、るんるんぐみさん、にこにこぐみさんもまねっこして追いかける姿があります。

お散歩に出かけると、落ち葉やねこじゃらし、楽しそうなものがたくさん。

道具(おもちゃ)や遊具がなくても、何でもあそびにしてしまう子どもたち。

今日は、どんなものを見つけられるかな。大人も毎日ワクワクで、“あ~今日も楽しかった”と園に帰ってきます。その後の給食の美味しいこと!!子どもたちもモリモリ。

食欲の秋ですね。(あっ1年中かっ)

ゆりこ

       

涼しさを感じる虫の声に色づく木々、あおいガーデンのまわりは自然がいっぱいです。

子どもたちが乗っていたベビーカーをのぞいてみるといろいろな落ち葉や木の実、枝でいっぱいです。小さい手に大事そうに握られた実はおみやげかな?これ取ってきたよ!と自慢げに見せてくれる姿にほっこりします。

 私も小さいころよく色水遊びをしたヨウシャヤマゴボウ(別名インクベリー)、数珠、ソメイヨシノの枯れ葉、ハート形のカツラ、レッドロビン。ちょっと名前を知るだけで大人だってワクワクしてつい拾いたくなっちゃいます。明日はどんな色の葉っぱがあるかなー?踏んだらどんな音がするかなー?子どもたちと楽しみながらいっぱい小さい秋を見つけたいと思います。

(うさ)

「おかあさーん、ひまー。どっか行こうよー」 夏休みに何回か娘に言われました。感染予防のため、外出も友達と遊ぶのも少し控えていたため、娘は時間を持て余していました。「どうしよっか。美味しい抹茶氷でも食べに行こうか?」と、ドライブがてらお茶屋さんへ。

車内では、いつもよりお友達や部活の話をしてくれるので話も弾み、楽しい。そして、映えるかき氷を前にして、とても楽しそう!「おいしいね~!」とまたまた盛り上がりました。

子どもが小さいときは、いつも私の周りをくるくるとして一日中「おかあさーん!」って

呼ばれて、毎日が慌ただしく過ぎていっていました。ずっとこれからもそうだと思っていたけれど、娘たちは成長するにつれ、いつしか「おかあさーん!」の回数が減ってきて、きゃいきゃい大騒ぎすることもめっきり減ってしまいました。でも離れて暮らす長女も、中学生の次女も具体的なあれこれは忘れても、笑いあった時間は消えずに娘たちの心に残っていてくれたらいいなと思います。

 そして、あと何年「おかあさん、ひまー。」と言ってくれるだろう。。。言ってくれる間は全力で一緒にいることを楽しみたいなと思っています。 

(ひろ)

まだあそびたい! 

約一か月半、緊急事態宣言下の個別相談は続きました。

「お友だちと関わる」時間を欠き、時間で区切られた個別の時間で子どもたちの「楽しいな♪」という気持ちをどう膨らませていけるかな、と試行錯誤しながら過ごした時間でもありました。

「くるくるたこ」や「ぷくぷく風船」を一緒に作って遊んだり、お月見に絵の具でペタペタ、スタンプ遊びをしたりもしました。

気持ちが乗ってきた頃にはお帰りの時間。限られた時間では、子どもたちの遊びたい気持ちも不完全燃焼・・・「まだ遊びたいーっ」と子どもたちは全身で伝えてくれます。

 「もっと遊びたい」「まだやりたい」、という子どもたちの願いを十分に叶えていける、遊びも時間も充実したひろばに戻れる日を、スタッフも心待ちにしています。                      しほ

                     

大人が幸せなときに子どもは幸せになる

🎑「まず、大人が幸せになってください。大人が幸せじゃないのに子どもだけ幸せにはなれません。おとなが幸せでないと、子どもに虐待とか体罰とかが起きます。条例に‘子どもは愛情と理解をもって育まれる‘とありますが、まず、家庭や学校、地域の中で大人がしあわせでいてほしいのです。子どもは、そういう中で、安心して生きることが出来ます。」           「川崎市子どもの権利に関する条例」報告会より

🌔『子どもの最善の利益を考えると当然ながら、両親の労働時間に関する規制強化が重要な課題です。・・デンマークでは、両親に保障され・・どちらがとってもいい産後2週間の休業を義務づけられ、「親休暇」が10週間、育児休業は、雇用者の合意は無く26週間、その後も合意があれば・・・』・・親として成長する権利      

加藤繁美(山梨大学名誉教授) 『子どもへの責任』

厳しい時代だからこそ、子どもの幸せと大人の幸せの両方を求めて、未来を創っていきましょうね!!

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あおぞらだより

なのはなだより9月

~人間であるからこその心模様~

                           

「大脳の新しい皮質(学び・学習)は、疲れると睡眠で元通りになります・・・大脳の古い皮質の疲れ(特に集団本能にかかわる部分)は、安心して話し合ったり、遊びあったりする中で癒され、睡眠では疲れは取れません。・・子どもならお友達と遊ぶ中で疲れは取りさられ、意欲や思考力は高まっていきます・・大人は安心(仕事帰りの飲み会、ランチ・おしゃべりなど)出来る語らいの中で大脳の古い皮質の疲労を治せる特効薬なのです・・・」(見える学力、見えない学力・岸本裕史・大月書店)

厳しい暑さにプラスし、長い閉塞的な状況におかれ、誰もがどこかで、悶々としたり不安を抱えやすいこの頃です。

こうした心模様は「人間であるからこそ」と言う当たり前の事実である事を、岸本先生は教えてくれています。

スタッフは「必ず今を突き抜けて光が見える」と未来を信じて子ども達には、今まで通り「楽しい毎日」になるように保育を創っていきたいと思っています。

そして大人みんなで「出来る知恵を出し合い」「一人ではないから」「困ったら言葉にして」「安心出来る語らい」を家庭で、職場で、園で創り、未来に向かって歩いていきましょう。

9月、子どもの体と心が今までの経験を土台にめざましく発達をしていき、幼児は、自己主張だけでなくマイナス(不安になる・くやしい・さびしい・・)感情も育ち心が揺れていく時代です。これも育ちの姿ですね。そんな時も保育は、子ども達の中で解決して、子ども自身が乗り越えていくのを応援します(結果、自分を大事にする心・人間関係・コミュニュケーションの力が深まっていきます)

こうした姿が見える土台は、乳児期の『愛される経験』です。自分は、「愛される価値があるんだ!」と思える力の形成です。

それには、日常、子どもを傷つける言葉(一方的・単語的・怒り声)は避け、誠実な語りかけにつとめましょう。

夏の疲れは、9月、10月にやってくると言います。

まだまだ暑い日が続くことが予想される9月。

子どもも大人も体調管理に気を付けて過ごしましょうね。

                                              おか


なのはなガーデン

今年のなのはなガーデンには3つのプールが登場しました。みんなの憧れ、大きい黄色いプールは冷たいお水で、シャワーの雨がたくさん降ります。海の中まで見えちゃう青いプールでは、イカやタコ、イルカを捕まえたり、一緒にたくさんの魚が遊んでいます。そしてちょっぴり暖かいかわいい丸いすいかのプール。座ってゆっくり遊べます。おまけにかわいいタライが3つ。
 「今日はどのプールに入ろうかなぁ。」と子どもたちは毎日ウキウキ。

シャワーの雨の中を通り抜ける子、魚をいっぱい捕まえる子、友だちにあげる子、色水ジュースを作っている子、石鹸あわあわアイスクリームを作っている子、「あ!トマト食べよう」と庭に向かう子、ブルーベリーは美味しくなったかなと見つけて食べる子、あっちでもこっちでも楽しいことがいっぱいのなのはなプール。

ちょっとの間雨でお休みだったけど、全身びちょびちょのさかなくんがどんどん増えてきました。楽しいこともどんどん増え、みんなの笑顔もどんどん増えています。まだまだ暑い日が続くのでなのはなのさかなくんも、もっともっと増えていきます。                          きい


あおいガーデン

今年の夏は雨ばかり。ざーざー雨、ぱらぱら雨、ぽつぽつ雨、しとしと雨。

雨がごーごー言わなければ、あおいの子供たちは元気よくあめふりさんぽに出かけます。

赤・青・黄色、いろんな色の合羽を着てゆっくりゆっくり歩いていく、いつもの散歩道。

「お茄子が大きくなってるね。」

「へびさんの穴にいっぱいお水が入っていくよ。」

「葉っぱのお水がキラキラしてる。」

「おおかみさんも雨に濡れっちゃってるかな。」

近くをぐるっと回るいつもの散歩道は、雨の日の会話でまた新鮮な顔を見せてくれます。

9月に入れば、残暑ならではの新しい散歩道にさま変わりするんでしょうね。  (やよい)


城東子育て支援センター あんと

あんとのベッドですぅすぅ寝ているあかちゃん。かわいいなぁって見ていると、グーーンと“伸び”をしてパチッと目を開きました。“伸び”は本能の働きによるもので、寝起きの時の小さいこどもたちに必ず見られます。同じ姿勢で固まっていた身体(筋肉)を“緩める”働きがあります。

心理学的には、身体を緩めることはこころを緩めることにつながることがわかっています。

“伸び”に限らず、本来人間は、本能のはたらきから起こる行動でこころとからだを調整している面があります。でも大人になると、脳の理性的な部分が育ち、本能的な行動がその場で

すぐにできなくなることがあります。あんとで本能のままに行動

するこどもたちを見ていると、こころとからだを緩めるヒントが

いっぱい詰まっているなぁと思います。

気を張り詰めることが多い毎日。知らず知らずのうちにこころと

からだはこわばっています。今はちょっと意識的にこころとから

だを緩めることが大切です。大人たちも、まずは安心できる場所

で意識的にグーーンと“伸び”をしてみませんか。(しずか)


まほろばの部屋から

できることなにがあるかな・・・

緊急事態宣言の期間に入り、早期発達支援事業は市からの指示で集団での活動から個別相談へと切り替えることになりました。

「ここでしか、同じくらいの子どもとかかわる機会がないから」と楽しみにしてくださっていた方も多かったので、とっても残念な気持ちではあります。でも、まずは「いのち」を大切にする期間として過ごしたいと思います。

 私たちができることは、個別相談の機会であっても、子どもが会場に来た時に「いつものとこ」と感じられ、見通しの力を発揮し、少しでも「あ~たのしかった」と感じてられるよう一緒に遊んだり、ママのお話を聞いたりすることです。小さな不安が掛け算のように膨らんでいくような気持ちになりますが、

30分だけですが、みんなが笑って過ごす時間となるように準備したいと思います。                         あきこ           


★大人のできる力の出し合いのヒント★

~楽しい!!がキーワード~

意欲的に生きる力は「楽しい」時に生まれるのは、こどもも大人も同じですね。

保育の中で「楽しかった!」という感情を大切にするのは、生きる力・学力・人格の発達等に関わるからです。

子どもは、保育の中で楽しい経験をしますが、大人は生活や仕事に追われて「楽しい」と感じるのは、難しいですね。

でもでも、こんな時だからこそ、大人も小さくてもいい、短くてもいいから(もちろん長くてもいい)意識的に「楽しい!!」を探し出し、体の中に取り入れていくことを、お勧めします。

私は、読書が好きで、最近久しぶりに児童図書「東欧の民話」を読んだら短いし、絶対ない世界が広がり、楽しくてはま

って、今は中学時に読んだ「大草原の小さな家」を読み始めました。

アウトドアの好きな家族が、この天気で行かれずリビングにテントを張って室内キャンプをしたら楽しかった話も聞きま

した。

自分の、子どもと、家族の、みんなで!の「楽しい」をみつけましょう!!


あそびの紹介 ~城東子育て支援センターあんとだよりより~

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なのはな7月

大人達の輪を豊かに

目まぐるしいお天気の変化に大人は、めげそうですが、子ども達は、そんなことを物ともせずに遊んでいます。このパワーは、どこから来るのか?脱帽ですね。

子どもを育てる責任は、親であると言うのは、昔から変わらないのですが、子育て中の親子を取り巻く風が、昔と比べやさしくないなあ・・と。

私が、育った時代は、道を歩いていれば、近所の人が、「かわいいねえ」といいこ、いいこしてくれたり「ちょっと貸して」といって隣のうちで食事して帰ってきたり・・。いっぱいの愛をもらい育ててもらい、親も息抜きが出来、力を抜いた子育てが、出来たのですね。

ところが、今は、「甘やかしすぎ」「きちんと」「しっかり」「自己責任」・・等、

冷たい風が吹き、子どもは、「失敗も間違いも有りだよ。でも大丈夫だからね」という経験が減り自己信頼の育ちがむずかしくなっています。

自己信頼が育ち、他者信頼が育つことから考えると、現代の人の繋がりが希薄で、下手と言うのは、こう言うところからもくるのでしょうね。

子どものありのままを受け止めるには、大人もありのままの自分を受け止めてもらう経験が無いとなかなか感じにくいものです(皆さんは、若いからちょっと冷たい風の中で育てられてきた時代ですね)

なかなか集まるのが難しい時代ですが、懇談会・学習会・ちょっとした集まりは「子どもの幸せを願う」という1つの柱で話しあうところですので、是非、相手に合わせるのが、先にくるのではなく、ありのままの思いや考えを出し(自分を大事にして自己信頼をつくりながら)なかまづくりをしていきましょうね。

きっと自分に、子育てに、さわやかな風が吹いてくることうけあいです。

もうすぐ、七夕祭り

想像力の発達は、未来を生きる力であり幼児期の遊びの中のあそびと言われる世界です。近づく七夕は、子どもの「想像力」を豊かに広げる世界の1つですね。

七夕の夜は、親子で夜空を眺めて、七夕の世界を楽しみましょうね。

当日は、満天の星空になりますように!! おか 

   


なのはなガーデン

お庭のみかんの木にちょうちょうの幼虫を見つけました。

そぉーっと取って飼育ケースの中に入れて育てることにしました。

黒い赤ちゃん虫が緑の葉っぱをむしゃむしゃ食べて、緑の虫に変身します。

毎日、ケースを覗き込んで「いたいたー!」と大騒ぎのこどもたち。

「おっきくなったね~」「かわいいね~」とにっこり。ちょんちょんと優し

くさわるよ。

幼虫はさなぎになってきれいなちょうちょうになりました。ふたを開けると

ふわぁ~ととび立ちお庭をひらひら飛んでいきました。

こどもたちは、外に出るたびに「ちょうちょうさんいるかな~」と探していま

す。また会いたいね。

            (ゆか)


あおいガーデン

雨が降ってきたー!

今日はいい天気だな~と思っていると、モクモク雲が出てきて雨がパラパラ、スッキリしないお天気が続く今日この頃。

雨が降ってくるとカゴからカッパを出してきてカッパを着るとにこにこ笑顔。長靴もはいて雨降りさんぽ。ぽたぽた葉っぱをつたってくる水の滴を手に取ってみたり、大きな水たまりの中にジャーンプ。パチャパチャカエルさんになるよ。園庭では水たまりの水をスコップですくってカップに入れてジュース屋さん。

雨になると大人は憂鬱な気分になりますが、いつもと違う遊びを楽しむ子どもたち。子どもたちと一緒に雨降りさんぽに出かけてみると、いつもと違った目線で景色が見えてほっこりした気持ちになるかもしれませんね。 (高田)


あんと 城東子育て支援センター

このところ、あんとへ向かうあの角をまがると、すーいっ!とつばめが飛んで、

しゅーっと二人乗り自転車のママが後ろの席のお姉ちゃんに話かけながらん走っていきます。

また、他のつばめが低くすーっと飛んで、幼稚園バスを待つ親子の横を飛んで行きます。

またまた次の角を曲がるとかわいらしい雛がピーピー鳴いて親つばめが戻ると大合唱。しばらくして静かになり・・・またまたピーピー!

その角を曲がると、今度は、保育園の前で子どもにいってきます!

をしたママが気合をいれて自転車をこぎだします。

夕方は夕方で、夕方さんぽをしている親子の横をつばめがすいーっと

飛んでくのを追いかけながら家路をめざします。

つばめの子育ての見える季節は、特にみんなにエールを送りたくなります。

フレーフレーみ・ん・な!

明日が子どもとの毎日があたたかくかけがえのない日になりますように。

(おくもと)


まほろば

わが子のことを話せる場所

 あそびのひろばとぱすてるひろばの活動は、静岡市の「発達早期支援事業」というものです。ことばの遅れ・落ち着きがない・・・などの子どもの発達について心配なママや時にパパが参加しています。

 2歳前後の子どもたちです。発達の個人差も大きい時期です。

「落ち着きがない」と見えるのは、「いいもの」を見つける「探索行動」と言われるものかもしれません。「ことばが遅い」かもしれないけど、指さしして一生懸命伝えようとする姿が見られることもあります。時には、子どもがママの思うような楽しむ姿をみせず、ママは心配を大きくしてしまうこともあります。

 正解のない子育てのうえに、子どもの「ことばの遅さ」「落ち着きのなさ」を突き付けられることで不安が大きくなってしまうと思います。でも、子どもにとって「楽しいこと」や「あそび」が大事なのは、間違いなく言える事です。私たちは、ママと子どもの楽しいあそびは何だろう?と探したり、ママが悩んでいることを一緒に考えたりと、大変な時期の伴走者でいられるといいなっと思っています。

あきこ


こどもの権利条約研修の動画視聴について

おかちゃんの「子どもの権利条約ついて」話をYouTubeで動画を限定公開しましたのでよろしかったらご覧ください。

あおぞらキンダーガーデンのホームページのおたよりカテゴリの中の「まなびのへや」でみることができます。

37分の動画です。

参考資料 

保育所・認定こども園当における人権擁護のためのセルフチェックリスト

~「子どもを尊重する保育」のために~        

発行:全国保育士会 

https://www.z-hoikushikai.com/about/siryobox/book/checklist.pdf

PDFをダウンロードできます。

生活中の子ども権利条約

「子どもの痔権利条約」を知ることがあなたの子どもを幸せ

発行:「こどもがまんなかPROJECT」推進委員会

※現在ホームページがみれなくなっています。見てみたい方は職員に お知らせくださいね。

子どもも緒にたのしくよめる!

国連子ども権利条約と子どもの文化(第31条)ワニブタ絵本ガイドブック

発行:Art.31

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あおぞらだより

なのはな6月号

・・見方を変えれば・・
雨の季節がはじまりました。
洗濯物が乾かなく親は、悩みの多い季節ですが、カエルやカタツムリは、大喜び。勿論、花や木も嬉しそ
うですね。そんな姿に心躍らす子ども達を見ていると、幸せになります。
それは、子どもの成長も同じです。本当に何でも「イヤイヤ」と言って、大人の言葉は全然聞けず「困っ
たな」と思うことも多いけど、こうした姿は「比較する力」や「自己肯定感や自尊心の芽生え」であるこ
とを知ると見え方が違ってきます。
具体的方法は、周りの保育士やママ友、子育ての先輩そして、子育ての知恵袋等みんなに聞いて、手持ち
の力を増やして乗り越えていくといいですね。

保育を創る大人達

園の保育は「自分を大事にする心」と「自分とは違った他者を大事にする心」を育て人間らしく生きる
力を育てる事です。
この保育を創る力は、園の保育実践研究から誤解を恐れず言えば、免許を持っていると言う法律的事実よ
り、子どもを取り巻く全ての人間関係の質が保育の質を創るといっても、過言ではありません。
園は、職種・年齢・経験を超え、人間関係の中心にあるのが「子どもの幸せ(子どもの最善の利益)」であ
ると言う確固たる理念を共有している事が、大人集団の特徴です。
そして、色々あるけど「自分らしく、楽しく生きること」「違っていることを楽しむ心」を持っている事
です。言い換えると「出来る/出来ない」「正しい/正しくない」より「楽しく・豊かに・なかまと生きる
楽しさ」を大事にしている集団であると言えます。
自己責任や自己表現力が厳しく問われる時代。「楽しさ/豊かさ」などあいまいさをイメージ出来ない大
人が増えていますが、園の保育創造は、こうした大人集団があってこそ、生まれる実践です。

雨が続いて「イヤだなあー」「憂鬱だなー」という心も見方を変えると楽しいことに変化するものです
。たくさんの汚れ物も「いっぱいあそんで来たんだね」と考えると違ってきませんか?
そして、時間があれば、子どもと一緒に傘さして長靴はいてお散歩に行ってみませんか?
いつも見慣れた景色は変わり、たくさんの出会いと子ども達の楽しい歓声や笑顔を見つけ、気持がさわや
かになること請け合いです。そして、子ども達は、大好きな大人と一緒で幸せな気持になれるでしょう!       おか


なのはなガーデン

じぶんで~、あまくておいしいよ
なのはなガーデンの庭に、5月上旬かわいい いちごが実りました。
 「たべれる?」「まだあかくないね~」「まーだかな?」だんごむし探しをしながら毎日待っていて、   

「あーあかくなったよ。たべたーい!!」「どれにしようかな」とじぶんで決めて、う~んしょと引っ張って摘んでたべたよ。
 「あっあま~い」「あまいよ~」「うん、うん笑顔(おいしいね)」
 大人の親指半分くらいの小さないちごでしたが、甘さいっぱいで本当においしくて、自分で選んで摘んだうれしさも加わり、「おいしかったね~」のこどもたちでした。
  下旬からは、ジューンベリーも赤くたわわに実り、枝からもいで食べています。
 甘くてちょっとすっぱくて。

「もっとー」のみんな。

「あっ、とりさんもきた~(いそひよどり)」
 高いところはとりさんが、下枝のべりーはこどもたちが味わっています。
  ブルーベリーやいちじくも実り始め、フルーツいっぱいのなのはなガーデンです。<かよみ>


あおいガーデン

「おはようございまーす☀」
朝、給食室では麦茶作りと同時に汁物用のだし作りから1日が始まります。
化学調味料を一切使用しない小規模園では和・洋・中全てに混合削り節と煮干しで取ったこのだし汁を使います。
我が家では成人を過ぎた娘が乳児期の頃、数尾のにぼしや昆布と水を入れただし水のボトルが
常に冷蔵庫に入っていました。
離乳食作りや味を薄める時などいろいろ使っていたのを思い出します。
だしをとるのは手間がかかる、と思いがちですが、ちょっとした工夫で手軽にだし取りができます。
給食室では作り置きはできませんが、気軽にけずり節や煮干し、昆布を利用してみるのもいいかもしれませんよ。                           (給食・よしみ)


あんと 城東子育て支援センター

あんとの大きな窓を見上げると、どんより鈍色の雲が空いっぱいに広がっています。
雨が降りそうだな…。歩道を見ると、ランドセルを背負い、帰り道を急ぐ小学生。あの子達は傘を持ってい
るのかしら。早く家に着けるといいな…。気をもみながら、おもちゃを消毒する日々です。
 子どもたちは、お天気に関わらずみんな元気!かわいい笑顔を見せてくれます。
反して大人たちはちょっぴりお疲れ気味。外でエネルギーが発散できない子どもの相手に、
うんざりといったところでしょうか。無理もないですよね。
あんとでは、そんなママ達のために、『雨だってあそべちゃう ちえぶくろ』というコーナーを壁に貼りだし
ました。雨降りだからこそできる楽しいあそびや、室内で遊べる施設など、皆さんが知っているちえぶくろの中身を紹介してもらえたらと思っています。
 梅雨が楽しめるアイデア、お待ちしていますね。                (ひさよ)


まほろば

触れ合うって楽しいな♪

  遊びのひろばでは、プログラムにわらべうたを取り入れ、お母さんとふれあい遊びをする時間を設けています。
 はじめのうちは、初めて聞くわらべうたもありお母さんたちもドキドキ。
  そんなお母さんたちに、わらべうた遊びの体験をしてもらっています。今は消毒、マスクをして予防対策を
しっかりと。それからスタッフが直接お母さんの手を取りふれあい遊びをしています。
  よく聞く感想は・・・「触ってもらうって気持ちいいですね!」「こんなに強くこちょこちょしていいんだ
!」そんな話をしながら、お母さんも自然に笑顔に♪
 こんな時だからこそ、子どもも大人も触れ合う心地よさ、楽しさを味わえる時間を大切にしたいですね。
                               しほ


子育てのノロイをほぐしましょう

赤木和重(神戸大学)  

日本評論社 定価1.500

安楽さ(安心して・楽しい)の子育てを応援しています。

あっという間に読めて笑ったり・しみじみしたり・・そして着地する子育ては・・

  1. 怒りをなくそうとしない。うまく付き合う
  2. 子育てのハードルをゆるく:「まぁ、よしとしましょう」
  3. 自分を許す:社会のまなざしを捨てる・・その先に「寛容の精神」の育ちと『子どものやりたい』気持ちが生まれてくる・・など

厳しい時代だからこそ家庭の「緩やかで、親も子どもも力を入れず、ぽわ~んとした安心したところ」の大事さが、赤木先生のあたたかな言葉から伝わってきます。是非、皆さんも読んでみてくださいね。とっても力が抜けて、自分も子どもも、いとおしく思えてきます。

おか


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あおぞらだより

なのはなだより

2021年4月号

~新しい出会いの季節に~
  風も光もみんな春色に染まる季節の新しい出会いは、未来を予測して・ドキドキワクワク心
を躍らせる反面、不安もあるのは当たり前で、それは、大人も子どもも同じですね。 
でもこの不安も4月、5月と月日を重ねていくうち緊張が解けて笑顔が増えていくのも、毎年の
子ども達や親達を観ていると実感します。
長く子ども達と一緒にいて、どんな魔法があるのかな?と思うのですが「ともかく慣れること
だよ」「休ませないこと」「バシッ!ということだよ」なんて気の利いた言葉や魔法の一言もな
くノウハウも無いのです。
それでも「何かあるのでは?」と再び聞かれたら
保育者には「子どもが笑顔になる時間を見つけ出して少しずつ増やすこと」
親達には「ぎゅっと抱きしめて大丈夫だよ」と送りだすことかな?と思います。
共通するのは、何かが出来るから偉いとか出来ないからダメと言う考え方ではなく『どんな姿を
見せても、子どもの価値を見つけ愛すること』かなと思います。そして、大人の関係がよければ
子どもの笑顔は、早く溢れてくる事も実感します。
入園の子どもは、勿論ですが進級の子ども達も不安な姿を見せた時(泣く、食欲が落ちる、乱
暴がひどくなる、夜泣きをする、登園を嫌がる、離れると嫌がるなど等)は、ぎゅーと抱きしめ
て『大丈夫!あなたが大好きだよ』と親の愛をいっぱい伝えましょう。そうしたら子どもは、安
心して新しい出会いの場所・人に自分の居場所を見つけていくでしょう。
かつてない、「命」が脅かされている時代が続いていますが、今年も未来を切り拓き「人間と
して生きていく力を育てる」保育の実践と理論を深め、子ども達に安心出来る生活・豊かなあそ
びを創り、子ども達の笑顔が溢れるよう活動を進めていきたいと思っています。そして、大人達
は、子育てを楽しみましょうね。
生まれて出会った命です。大切に大切に育てましょう。

今年度もスタッフ一同どうぞよろしくお願いします。

子育ては、じっくり・ゆっくり・ていねいに・そして、やさしく
           おか

なのはなガーデン

4月また新しいスタートですね。
気持ちはワクワクより、ドキドキのほうが大きいですね。
このドキドキも春のぽかぽか陽気にのせて、お花を眺めたりお散歩してゆったりした気分で過ご
していきたいですね。
今年度も、新しい出会いにドキドキ!どんな楽しい遊びをしようかワクワク!
なのはなガーデンが、子どもやお家の方にとってホッとできるような場所となるように、笑いあ
り、涙ありの子育てパートナーとして一緒に過ごしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。(みなこ)

ぽかぽかの春の日がやってきましたね。気持ちもワクワクしてきます。昨年度私は異動があり
緊張する日々が続き、あっという間の一年でした。
今まで当たり前にやってきたことが違っていたり、何でだろうどうしたらいいんだろうと考え
ることもいっぱい。ワクワクよりドキドキすることの方が多かったなーと振り返りました。
ドキドキしていてもここにいるスタッフさんに温かく迎えられ一緒に考えて過ごしていける仲
間がいることに心強さを感じています。
春はワクワクとドキドキが入り混じる時期。焦らずゆっくりいきましょう。(末)

あーんと!であーそぼ!  
           
はじめての出産でね、しらない土地でね、コロナだからダメだって、ひとりで陣痛をむかえて、ひとりでタ
クシー。一人で分娩室。そして出産。そうして数日ふたりぼっちで授乳。ごはんもひとり。退院の日やっと
パパと三人。そして、おうちで今ふたりぼっち。そんなママがいました。「あんと」がなかったらそのまま
底のほうにいたかもって。
きっと、この1年はそんなふうに、いつもよりふたりぼっちの「おやこ」がたくさんいたのだと思います。
そんな「おやこ」があんとに出会ってふたりぼっちだったママは、だんだんつながっていって、そんなつな
いだ手と手がどんどんひろがって、こどもをまんなかにおおきな輪になっていきます。生まれてきてくれて
ありがとう!出会えてありがとう!  おくちゃん

子育てのノロイをほぐしましょう
赤木和重(神戸大学)  
日本評論社 定価1.500円

安楽さ(安心して・楽しい)の子育てを応援しています。
あっという間に読めて笑ったり・しみじみしたり・・そして着地する子育ては・・
あおいガーデン

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あおぞらだより

7月のあおぞらだより 2024.7

親になることは・・ 今年は、暑さが厳しく、湿度も高くいと大人も子どもも体調の維持が難しいですね。 こんな時、体調に影響するのが、毎日の生活リズム(バランスのとれた食事 ぐっすり眠る そして排泄する)です。今日から、丁寧な生活を紡いで基礎体力を作っていきましょう ね!と言っても、子どもたちは、そんなことを物ともせずに遊んでいます。 このパワー は、どこから来るのか?脱帽ですねぇ。 親になることは、子どもに 「精神・体力そして時間をプレゼントすること」 「そして 時間は、命そのものである」と葉祥明(絵本作家)は、言っています。 改めて子育ての営みは、すごいことなんだなあと実感します。 最近子育て中の親子を取り巻く風が、昔と比べやさしくないなぁと感じます。 私が、育った時代は、道を歩いていれば近所の人が「かわいいねえ」 といいこいいこ してくれたり、「ちょっと貸して」と言われて隣のうちで食事して帰ってきたり。 いっぱいの愛をもらい、親も息を抜き、力を抜いた子育てが、出来たのですね。 ところが、今は、 「甘やかしすぎ」 「きちんと」 「しっかり」「自己責任」 、 子育てをとりまく冷たい風が吹き、子どもは、「失敗も間違いも有りだよ。 でも大丈夫 だからね」という経験が減り自己信頼の育ちがむずかしくなっています。 自己信頼があって、始めて他者信頼の力が育っていくのです。 現代は人の繋がりが、希薄で下手と言うのは、こう言うところからもくるのでしょうね。 ありのままを受け止めるには、大人にもそうした経験が無いとなかなか感じにくいも のです。(皆さんは、若いからちょっと冷たい風の中で育てられてきた時代ですね) 園の繋がりは、「子どもの幸せを願う」という1つの柱で話しあうところですので、 是非、 相手に合わせるのが、先にくるのではなく、ありのままの思いや考えを出し(自 分を大事にして自己信頼をつくりながら) なかまづくりをしていきましょうね。 自分に、子育てに、さわやかな風が吹いてくることうけあいです。 もうすぐ、七夕祭り 想像力の発達は、未来を生きる力であり幼児期の遊びの中のあそびと言われる世界です。 近づく七夕は、子どもの「想像力」を豊かに広げる世界の1つですね。 七夕の夜は、親子で夜空を眺めて、七夕の世界を楽しみましょうね。 当日は、満天の星空になりますように!! 園長 岡村由紀子

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アクセス

アクセス情報

住所〒420-0803
静岡県静岡市葵区千代田1丁目15−40
電話番号054-246-2213

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駐車場について